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新作映画分析

  • 映画分析研究所 所長 宮城正樹
    新作含む、公開前映画の批評分析を行います。 映画史を俯瞰するようなスタイルと、小説・演劇ほかではなく、映画評でしかできないところに、肉迫せんとしています。 2009年12月11日よりスタートし、ギネスレコーズ却下後の、2015年5月頃より、週3~4作更新としております。厳選した作品分析を、お楽しみください。

音楽・小説分析

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2021年2月 4日 (木)

「空蝉の森」酒井法子主演ミステリー

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のりピーが弱々しき

ヒロイン役で登場
 
 
2月5日のフライデーから、UPLINK渋谷ほか、全国順次のロードショー。

文=映画分析評論家・宮城正樹

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酒井法子こと、

のりピーが主演した

ミステリー映画。

テレビの二時間ドラマや

ホラーとは違う、奇々怪々、

怪しのドラマ・

サスペンスを作り出した。

弱々しきヒロイン役で登場。

夫との生活に何があったのか、

分からないけど、3カ月前に失踪し、

裸足で歩いているところを

警官に保護されて、静岡の夫の

ところへと戻されてくる。

ベテラン刑事(柄本明)の

厳しい聴取も受ける。

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しかし、戻ったのりピーと

夫の会話があり、

精神科医(西岡徳馬)のとこへ

夫妻2人で行って、

のりピーの挙動・言動から、

夫は妻は偽者ではないか

と疑うのだ。刑事からも含めて、

イロイロ責められるのりピー。

伏し目状態が目立つ、

弱々しきヒロイン役での

登場となる、のりピーの

弱者ぶりながらの応対・応戦ぶりが、

痛々しくも応援したくなる

ような映画になっている。

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最初から、色褪せたような

薄色配色が目立っている。

弱々ヒロインのココロを

映し出すための作りなのだろう。

のりピーが突然わめく

シーンはあるけど、基本的に

彼女は最後まで弱々しき

ヒロイン役をまっとうする。

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コーラスとピアノを主に、

本編のサントラとして、

チビチビ流しているが、

定番的なその作りが、

最後には大黒摩季の

「OK」の、

豪快なハイトーン・

ソウル・ナンバーで、

本作は一気に盛り上がるのだ。

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のりピー幻の主演作らしい。
 
けれど、ボクは弱者のりピーの、

映画的な意味で、

粋と粋(イキとスイ)が

見えた作品だと思った。

こんな演技をしたあとに、

次があるのかどうかは

分からないけど、

次も期待したい。
 

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