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新作映画分析

  • 映画分析研究所 所長 宮城正樹
    新作含む、公開前映画の批評分析を行います。 映画史を俯瞰するようなスタイルと、小説・演劇ほかではなく、映画評でしかできないところに、肉迫せんとしています。 2009年12月11日よりスタートし、ギネスレコーズ却下後の、2015年5月頃より、週3~4作更新としております。厳選した作品分析を、お楽しみください。

音楽・小説分析

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2019年12月 6日 (金)

「午前0時、キスしに来てよ」⇒週末日本映画劇場

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スターとフツーの高校生のラブストーリーだ

「EXILE TRIBE」の片寄涼太と橋本環奈のラブ

12月6日の金曜日から、松竹の配給により、全国ロードショー。

文=映画分析研究所 所長 宮城正樹

ⓒ2019映画「午前0時、キスしに来てよ」製作委員会

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スター俳優とフツーの女子高校生の、ラブストーリーとなれば、

思い出させる名作は、これがケッコーある。

いわゆる貧富の差じゃなく、知名度の格差。

記者と王女の「ローマの休日」(1953年製作・アメリカ映画・モノクロ)、娼婦と富豪の「プリティ・ウーマン」(1990年・アメリカ)、

女優と書店員の「ノッティングヒルの恋人」(1999年・アメリカ)などに加え、

今や映像としては存在しないけど、映画創生期には、

王と女奴隷の恋「ファラオの恋」(1921年・ドイツ・モノクロ・サイレント)などの、究極の格差愛映画があった。
 

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例として掲げたのは、全て洋画だけど、格差愛は日本映画でもこれまでに、イロイロと作られてきた。

スターとフツーの一般人との恋物語とゆうのは、

ある意味で分かりやすい格差恋愛だと思う。

しかし、ともすると、ムムーンと首を傾げて、うなるようなものもあるけど、

本作は、あくまで許容範囲にあるだろうか。

しかし、ラブ・コメディ仕様である点は、

やはりこおゆうドラマは、シリアス・ドラマには似合わない。

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但し、ラブコメ好きの方には、間違いなく面白くて楽しめるのは保障できる。

橋本環奈が、
アイドル演技的にも、好感度的にも、素晴らしくいい演技を見せている。

この種のラブストーリーでは、「かぐや様は告らせたい」(2019年・弊ブログ分析済み)に続くが、

どちらもラブコメ演技の基準値を、大幅に超える好感演技を見せているのだ。

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むしろ彼女と対する、恋のお相手役の「EXILE TRIBE」の片寄涼太の方が、

プレッシャーがかかるんじゃないかと思ったけど、

しかし、自然体のさわやか演技を貫いて、最後の最後まで、首をひねるようなところはなかった。

無難だけどOKだ。

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鎌倉ロケーション映画である。

鎌倉ロケ映画は、これまでに20本くらい見てるけど、

鎌倉鎌倉を感じさせない撮り方が、妙に良かったと思う。

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ラストロールで流れくる、映画主題歌は、「GENERATIONS from EXILE TRIBE」による、「One in a Million -奇跡の夜に-」。

そのスロー・バラードの癒し系には、グッと胸に染みた。

本作のシメにふさわしいかはともかく、

映画も音楽も、メッチャ楽しめるラブコメ娯楽作品だった。


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