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新作映画分析

  • 映画分析研究所 所長 宮城正樹
    新作含む、公開前映画の批評分析を行います。 映画史を俯瞰するようなスタイルと、小説・演劇ほかではなく、映画評でしかできないところに、肉迫せんとしています。 2009年12月11日よりスタートし、ギネスレコーズ却下後の、2015年5月頃より、週3~4作更新としております。厳選した作品分析を、お楽しみください。

音楽・小説分析

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2019年10月 9日 (水)

「牙狼(GARO)-月虹ノ旅人-」

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特撮ヒーロー・シリーズ映画の最新版

「仮面ライダー」以上にヒューマンな作りだ

10月4日の金曜日から、新宿バルト9、梅田ブルク7ほかで上映中。

文=映画分析研究所 所長 宮城正樹

ⓒ2019「月虹ノ旅人」雨宮慶太/東北新社

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テレビシリーズ「牙狼(GARO)」の劇場版だが、劇場版もシリーズ化されてる作品。

特撮系のドラマとなれば、「仮面ライダー」などの変身系を思い出すが、

本作の主人公・ヒロインは、素顔のイケメンにしてイケジョ。

変身するのは、主に敵方となっている。

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とゆうことで、最新劇場版では、主人公「冴島雷牙」役には、中山麻聖(ませい・写真上)、

雷牙と共に戦うヒロイン「マユリ」役には、石橋菜津美(なつみ・写真下)が抜擢された。

中山麻聖は、三田村邦彦と中山麻理の間に生まれた二世俳優だけに、

そのイケメンぶりとヒロイズムなカッコヨサが、大きなポイントになっている。

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そして、今回、敵方にさらわれるヒロインのマユリ。

その軟柔・骨細感を見せながら、敵への抵抗アクトを見せ、ああ、大丈夫か感を募らせてゆく。

そんなマユリを救おうとする、雷牙の戦いぶりは、波瀾万丈の、刺激に満ちたものとなっている。

2人のクローズアップ・シーンの多さにも、胸焦がれる作りだと言えようか。

でも、チャッチーなとこもある。

けども、父親との確執部やキズナ部も含めて、ヒューマニズムなところも、ケッコー魅せてくれていて、

アクション・シーンも、ドラマティックなとこと共に映えるようになっている。

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列車に乗ってのロードムービー・スタイルも、ドラマ映えしやすいし、

モノクロ・カットと過去カットの、タイトな挿入に加え、

アニメ・CGと実写部との複合も、スムーズだった。

過去に出ていた正義側の、渡辺裕之のサポート・サプライズ出演やら、

強敵・敵方の京本政樹の登場など、最後の最後まで戦いの行方は分からない。

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特撮映画の本道とは違うところにあるような、ヒーロー映画の在り方が、ココにあると思う。

雨宮慶太監督のオリジナル作品である。

まだまだこのシリーズは続くだろう。

「仮面ライダー」や「ウルトラマン」では見られない、ヒューマン特撮アクションに酔ってもらいたい。

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