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新作映画分析

  • 映画分析研究所 所長 宮城正樹
    新作含む、公開前映画の批評分析を行います。 映画史を俯瞰するようなスタイルと、小説・演劇ほかではなく、映画評でしかできないところに、肉迫せんとしています。 2009年12月11日よりスタートし、ギネスレコーズ却下後の、2015年5月頃より、週3~4作更新としております。厳選した作品分析を、お楽しみください。

音楽・小説分析

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2019年6月19日 (水)

岡田准一「ザ・ファブル」

岡田准一のクールイズム現代アクション
暗殺者映画の定石を覆す仕上がり
6月21日の金曜日から、松竹の配給により全国ロードショー。
本作は2019年製作の日本映画123分。
ⓒ2019「ザ・ファブル」製作委員会
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今回は大阪が主舞台なんで、主に関西弁で進行していきまっさ。
暗殺者役に扮した、岡田准一主演アクション映画でおます。
時代劇は別にして、現代劇としては、映画版「SP」(2010年)と並んでやね、ハリウッド映画ばりのアクションの、双璧の仕上がりとなっとる本作やねん。
但し、本作の岡田准一のアニキは、コミカルなオモロイとこも、コメディ・リリーフ的に披露してはります。
そしてでんな、暗殺者映画の、かつてない設定を施した映画になっとるでー。
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暗殺者が1年間普通の庶民として、生きることを課せられまんねん。
しかも、誰も殺さずにそんなことが、ホンマにできまんのかいなとゆう設定や。
まあ、マトモな暗殺者映画には、かつてないところやろな。
親方(佐藤浩市)の依頼で、暗殺者がどえらい悪の虐殺・銃殺を、東京でやってしもた。
この冒頭のミッション・シーン、銃撃シーンは、あっと言う間に、遂行してまうようなミラクルがあって、鮮烈や。
でもって、今回のんはメッチャ激ヤバなんで、親方から1年間どっか(大阪)に潜ってじっとしとけと命じられ、
大阪の親方の知り合いのヤクザ組織の元へ、相棒のネーやん(木村文乃)と共に行かされま。
ほんでもって、殺人は1年間ご法度で、もし犯したら、親方から抹殺されるやなんてことになっとりまんねん。
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この表はマットーな会社組織(会長役=光石研・社長役=安田顕)やけど、裏は本格的ヤクザ組織が、社員組員の向井理と柳楽優弥の間で争っとって、
岡田准一が知り合った素人女の山本美月が、そんな抗争に巻き込まれてしもて、
美月ちゃんを救うために、否応ことなしにその中に入らんことには、どないもならんようになりまんねん。
加えて、東京のライバル暗殺者(福士蒼汰)も、大阪にやって来よって…。
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原作はコミックやけど、コミックにはない大胆なアクション・シーンがクリエイトされとります。特にクライマックスの救出劇は、「ダイ・ハード」(1988年・アメリカ)ばりの、ハットトリックなハリウッド映画チックなアクションが、ドッカーンとやってきよるんで、こら、たまりまへんな~。
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クールイズムな岡田准一と、のほほんな木村文乃ネーやんのコンビぶりも、ミスマッチ感があってオモロイワー。
また、ヤクザ映画ばりの演技でいってまう、柳楽優弥、向井理らの演技ぶりなども、エエ感じでおます。
最後のタイトルロールで流れる、レディー・ガガの世界的に大ヒットした、キャッチーなダンス・ミュージック「ボーン・ディス・ウェイ」が、ドラマを締めるのもカッコエエわ~。
胸キュンやねん!

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