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新作映画分析

  • 映画分析研究所 所長 宮城正樹
    新作含む、公開前映画の批評分析を行います。 映画史を俯瞰するようなスタイルと、小説・演劇ほかではなく、映画評でしかできないところに、肉迫せんとしています。 2009年12月11日よりスタートし、ギネスレコーズ却下後の、2015年5月頃より、週3~4作更新としております。厳選した作品分析を、お楽しみください。

音楽・小説分析

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2019年3月の記事

2019年3月29日 (金)

「少年たち」

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ジャニーズ・ミュージカルの粋を魅せる快作
ジャニーズらしいダンス・ナンバーやバラードが満載
3月29日のフライデーから、松竹の配給により、全国ロードショー。
本作は2019年製作の日本映画104分。
ⓒ映画「少年たち」製作委員会
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ジャニーズ事務所の創始者で御大のジャニー喜多川が、ジャニーズ的ミュージカルを作らんとして、1969年初演されたミュージカル演劇が、半世紀を超えて遂に映画になった。
喜多川御大のミュージカルへの想いが、如実に示された作品だ。
「ウエストサイド物語」などが、御大の脳裏にはあったハズ。
そして、本作は奈良に実在する、少年刑務所を舞台にした、刑務所もの映画にもなっている。
ここで、刑務所もの映画のマイ・ベスト&カルト・スリーを披露しますと…。
●ベスト⇒①大脱走(1963年製作・アメリカ)②ショーシャンクの空に(1994年・アメリカ)③刑務所の中(2002年・日本)
●カルト⇒①本作②網走番外地(1965年・日本)③私は貝になりたい(1959年・日本・モノクロ)
●本作の少年刑務所というスタイルは、映画史を振り返ってもまずありません。
さらに、そこへミュージカル・センスを加えるとなると、さらにない。
また、ベスト①のような、脱走計画を実行に移し、ハラハラドキドキの展開をクライマックスに設定した。
ジャニーズ俳優主演映画は数々あれど、本作はジャニーズ魂が最も開眼した作品だと思う。
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冒頭のヒップホップによる、1カメラ1カットの8分間にわたる長回し撮影シーンには、度胆を抜かれた。
狭い刑務所内で廊下を行き来し、赤組と青組に分かれた抗争とゆうか、それをダンスで示すだなんて、まずあり得ない流れだ。
そんな不可能次元に挑んで、ダンス・ワークの粋を魅せるだなんて…。
ジャニーズらしいダンス・ナンバーを始め、スロー、バラードの組み合わせで自在に展開する。
クライマックスのダンス披露シークエンスでは、ローラー・ダンスも披露されて、まさにジャニーズ・ダンスここにあり!を示してゆくのだ。
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音楽・ダンスだけではない。ドラマ描写部もキチンと押さえられている。
ベスト③やカルト②の群像劇部。
いろんな少年たちの過去の事件やエピソードを、カットバックというよりは、それぞれ短い逸話で披露して、本筋のところへと反映させ、
そして、最後には脱走シーンへと昇華させてゆく。
そんなアクロバティックなストーリー展開・アクション展開には、アッと驚かせてくれる。
ジャニーズの若手たちによる、ダンス映画として、大ヒットしそうな予感にあふれている作品だった。

2019年3月28日 (木)

「記者たち 衝撃と畏怖の真実」

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「大統領の陰謀」の記者2人に魅せられた

 

男たちの21世紀の映画だ

http://www.reporters-movie.jp

3月29日のフライデーから、ツインの配給により、TOHOシネマズ シャンテ、大阪ステーションシティシネマ、ほかにて全国順次のロードショー。

本作は2017年製作のアメリカ映画91分。

ⓒ2017 SHOCK AND AWE PRODUCTIONS, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

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新聞記者たちが活躍する映画の系譜に入る一編。

そんな映画の邦画・洋画関わらずの、マイ・ベスト&カルト・スリーを順不同で披露してみると…。

●ベスト⇒①大統領の陰謀(1975年製作・アメリカ)②ペンタゴン・ペーパーズ(2017年・アメリカ・ブログ分析済み)③クライマーズ・ハイ(2008年・日本)

●カルト⇒①本作②誘拐報道(1982年・日本)③スポットライト 世紀のスクープ(2015年・アメリカ・ブログ分析済み)

●「ウォーターゲート事件」をスクープしたベスト①に、魅せられた2人の記者(ウディ・ハレルソン、ジェームズ・マースデン)の、アメリカ・イラン戦争の真実に迫った作品。

事件や誘拐などに肉迫する、日本映画のベスト③カルト②と違って、アメリカは、カルト③は別にして、政治がらみのものが多い。

共に1970年代を背景にしたベスト①②とは違い、本作は21世紀の問題に肉迫した。

9.11のテロ事件からアフガンへ、そしてついでのようにイラクへと攻め入るアメリカ軍。なぜイラクへまで攻め入る必要があるのか、核を作っているらしいとゆうイラクは、アメリカに対しては何もしていないというのに。

しかし、各社の新聞の報道はイラク戦争へを支持するが、2人が所属する新聞社はそうではなかった。

結果論ではあるけれど、2人の記者の、真実を見抜いた取材ぶりが、クローズアップされた作品となっている。

ほぼ室内劇に徹していた「大統領の陰謀」と比べてみても、決して遜色はない。

むしろ、静に徹していた「大統領の陰謀」のロバート・レッドフォードに対して、時に感情を露わにするウディ・ハレルソン、

ダスティン・ホフマンと勝るとも劣らない、取材力を見せるジェームズ・マースデン。

この2人の方が実話ながら、ドラマティックですらある。しかも、上司である支局長(ロブ・ライナー、監督と兼任)の、テキパキツボを押さえたデスク編集長ぶりに、グッと目が行く仕上がりになっている。

ニュース映像が確かに多いけど、決してドラマ性を損なわない程度での引用だったと思う。

ジェシカ・ビールや、チョーお久しぶりサプライズなミラ・ジョヴォヴィッチの出演なども、効果的だった。

「スタンド・バイ・ミー」(1986年・アメリカ)を映画史に刻んだ、ロブ・ライナー監督の新作。

スティーブン・スピルバーグ監督のベスト②と比べても、決してヒケを取らない作品になっていると、ボクはジャッジします。

 

 

 

 

2019年3月26日 (火)

「ブラック・クランズマン」

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スパイク・リー監督の新た

な世界へゴー⇒

https://bkm-movie.jp/

TOHOシネマズ シャンテほか、全国ロードショー中。

本作は2018年製作の、アメリカ映画135分。

 

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スパイク・リー監督が今年のアカデミー賞で、脚本賞をゲットした1作。
とゆうことで、ここで、リー監督の、マイ・ベスト&カルト・スリーを、各順不同で披露してみよう。
●ベスト⇒①本作②ドゥ・ザ・ライトシング(1989年製作)③マルコムX(1992年)
●カルト⇒①インサイド・マン(2006年)②サマー・オブ・サマー(1999年)③オールド・ボーイ(2013年)
●ブラック・ムービーという作品性は、1970年代の「黒いジャガー」(1971年)や「スーパーフライ」(1972年)を思い出すが、
本作は、そんな1970年代を背景にしながら、とんでもないブラック・ムービーを作り出してきた。
ミステリー・タッチのカルト①や、実話仕様の事件ものカルト②、リメイクカルト③など、娯楽性の高い作品も作ってきた監督だが、
おのが映画作家性を示す時には、実話ベースとはいえ、骨太なベスト③やヒューマン映画のベスト②など、映画史を揺るがすような映画を撮ってくる。

 

そして、本作は、彼の最高傑作といっていいくらい、今までにないユニークさを入れつつ、刑事潜入映画の、全く新しい次元へと突入してくれたのだ。

 

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公民権問題が起こっていた1960年代に作られた、刑事ドラマ映画でアカデミー作品賞を得た「夜の大捜査線」(1967年)の、まるで進化型じゃないか。
その映画にあった黒人と白人の差別を超えて、黒人刑事とユダヤ系の白人刑事が、黒人とユダヤなどの異人種を嫌うKKKに潜入し、その逮捕に挑むなんて作りは、かつて考えもつかなかった斬新さに満ちていた。驚きだ。
KKKに営業したのは黒人で、潜入するのは白人とゆう組み合わせも、まさかのあり得ない設定で、
モチ実話ではなく、監督のオリジナルな嘘の話なのだが、リー監督は遂に、とんでもない域に達したと言っていいかもしれない。
KKKのボスに、痛快な一撃とサプライズを食らわす、ラストの方のシークエンスは爽快極まりなかった。
「ミシシッピー・バーニング」(1988年)なんかのシリアス系に対抗したかのように、とことん飄々とした作りが面白い。
でも、サスペンスある緊張のシーンもいくつかある。でも、見終わって見れば、痛快・爽快な気分だけがココロに残っている。
ややこしい社会問題を突き放すように、コンゲームなノリで魅せる本作は、名作「スティング」(1973年)に勝るとも劣らない傑作だった。

 

2019年3月15日 (金)

「君は月夜に光り輝く」⇒永野芽郁・北村匠海共演

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「セカチュウ」を超えたかもしれない、泣ける映画になったかも

泣きを2人の演技が誘発する

http://www.kimitsuki.jp

3月15日の金曜日から、東宝の配給により、全国ロードショー。

ⓒ2019「君は月夜に光り輝く」製作委員会

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病系映画の泣ける映画である。

かつても披露したけど、そんな日本映画の、マイ・ベスト&カルト・スリーを、

手前勝手に順不同で、披露してみると…。

●ベスト⇒①世界の中心で、愛をさけぶ(2004年製作)

②野菊の如き君なりき(1955年・モノクロ)

③明日の記憶(2006年)

●カルト⇒①本作

②愛と死を見つめて(1964年)

③8年越しの花嫁 奇跡の実話(2017年)

●本作の月川翔監督の「君の膵臓を食べたい」(2017年・弊ブログ分析済み)も、

泣ける映画だったけど、本作の方が上だと見た。

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この種の映画は、女が病気の方が、ヒットするみたいだ。

大ヒットした吉永小百合主演のカルト②以来、

定番となっているけど、男が病系のベスト③もお忘れなく。

それでも、女病系がメインにある。

そして、その病も、今までになかった病気系の映画へと、

語弊はあるかもしれないが、進化してゆくのでありました。

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光って死んでゆくナンチュー、発光病に罹ってしまった、女子高生の女の子(永野芽郁)。

こんな病気はもちろん、映画では初めて描かれる病気だ。

でもって、彼女の見舞いに来ることになってしまった、同級生(北村匠海)は、

初対面なのに、彼女の方からのアプローチで、彼女のペースに巻き込まれちゃう。

で、しょっちゅう見舞いに来ることに。

さらに、彼女の死ぬまでにしたいことを、やらされちゃうのだ。おいおい。

ヒロインが単独でやった「死ぬまでにしたい10のこと」(2002年・スペイン&カナダ合作)を、男が代理でやるやなんて…。

なんか変やけど、なんかオモロイやん。

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セカチューことベスト①のような、「助けてください」以降、

ググッと泣きに入り込んだテイストは、

本作の後半から、ハンパないカタチで示されてゆく。

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それは主演の2人の、泣きを誘発する演技にかかっている。

月を見るために、病院の屋上へ行き、仮想恋愛ドラマチックなお遊びをしてからが、

この泣きへのイントロだった。

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朝ドラで人気を得た永野芽郁ちゃんが、

泣かせる演技に徹していた。

前半のビョーキなのに、ハンパない元気系から、後半に向かうにつれ弱々しくなって、泣きの度合いを高めてゆく。

観客を泣かせるために、計算された演技は、

吉永小百合のカルト②や、ストレート系で示した土屋太鳳のカルト③を、

超える演技ぶりだったと、ボクはジャッジする。

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対する匠海クンは、終始冷静かつクールを装いながらも、

抑制された泣きの演技を、見事に示してくれた。

写真1枚目にある、ラストの方にある、長回しの撮影によるシークエンスは、

記憶に残るカットになった。

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新作アルバムがヒット中の、「SEKAI NO OWARI」の、ラストロールで流れくる、

キャッチーなバラード・ナンバー「蜜の月-for the film」が、泣きを誘発する。

ひょっとして、とゆうか、「セカチュウ」を超えたと思う人も、

かなりいるかもしれない、そんな仕上がりになってるぞ!

震災ドキュ「福島は語る」

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避難民14人が語る、故郷への深き愛が胸にクル

170分に込められた想いとは?

http://www.doi-toshikuni.net/j/fukushima/

3月9日から、第七藝術劇場などで全国順次の公開。

ⓒDOI Toshikuni

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東日本大震災より8年。

ドキュメンタリー始め、これまでに出てきた震災関連映画は数知れず。

100タイトルを超えたのではないか。

震災直後には、いっぱい震災ドキュが出てきた。

でもって、今は…沈静化してる。

その種の映画のマイ・ベスト&カルトとか、ドラマ映画であっても、選ぶのは、ご法度かもしれない。

そして、今では、震災の後遺症・トラウマを捉えた、映画やドキュが出てきている。

本作は、避難した人たちのその後を、100人を超える人々の話から、

14人の証言に絞って描いた、インタビュー・ドキュメンタリーである。

インタビューをメインに、構成する映画とゆうのは、

ある意味で室内劇に限定されるので、時に眠たい現象に襲われたりもするものだが、

本作は、ボク的にはそうしたところが全くなかった。

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アップ・クローズアップによる、選び抜かれた14人の話だが、

それぞれに胸にクルものがあるし、ほとんどの人に、涙を流す泣きのシーンがある。

まあ、当たり前なんだけど、それぞれの涙には、意味のあるシーンがほとんどだ。

津波で生徒を失った女教師が、今の生徒たちに語るシーンや、

夫と遠距離になった妻の涙など、グッときたりウッときたりする。

けども、映画のポイントは泣きにはない。

確かに、暗い話のオンパレードではある。

しかし、避難民たちの本音、最後に漏らす一言に、感動があるのも確かだ。

「福島にいて良かった」などのコメントには、我々には何も言うことはない。

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たとえ福島が汚染されているとはいえ、それらを覆すような、四季折々の自然風景描写の美しさに加え、

ベテラン男優・高橋長英による、詩の朗読や、

ラストロールで感動的に流れ来る、福島を哀愁深く歌う、女性歌手による歌など、

細部の描写にも意味のある、哀切深き作品であった。

「第14回大阪アジアン映画祭」3

Photo
ナイーヴな中高生ラブの快作「ワイルドツアー」(画像上)

子連れ大人のラブストーリー「桃源」(画像下)

http://www.oaff.jp

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「大阪アジアン映画祭」で見た映画を、分析紹介いたします。

今夜は最終日となる3夜目。

3日目も2本をセレクトして、見てきました。

中高生のラブと、大人なラブの2本。

いかにも中高生、いかにも大人なラブだけに、

その段差や作りの違いに、なるほどなーと頷けた。

●「ワイルドツアー」(2018年製作・日本映画・67分・3月30日からユーロスペースで、全国順次公開・大阪では、5月4日からシネ・ヌーヴォで上映)

昨年、北海道・函館ロケの「きみの鳥はうたえる」(弊ブログ分析済み)が、「キネマ旬報」の年間邦画ベスト3位になり、

高評価を得た、三宅唱監督の、インディーズ映画最新作。

山口県の芸術センターからの依頼を受け、

8カ月間山口市に滞在し、現地をリサーチし、シナリオを作り、

演技素人たちを起用しながら、撮り上げた山口ロケ作品。

ワークショップで中高生たちが、海や山へ行って草花などを採取し、

そのDNAなどの詳細を見て、山口の植物図鑑とゆうか、系列を見てゆこうとゆう試みが、まず映画の冒頭にある。

つまり、中高生たちが森や山や海へ行って、貴重な何かを探す映画だが、

三宅監督は、コドモたちが自然の中に入って、宝なんかを探す映画は、映画の王道だと話す。

しかも、ドラマ「中学生日記」など、これまで作られた中高生ものにはない、自然体の中高生たちを描きたかったと言う。

素人だから、当然演技はヘタかもしれない。

しかし、そのいかにもなやりとりの連続に、むしろ監督の計算された何かを、ボクは感じた。

「小さな恋のメロディ」(1970年・イギリス)のようなタッチが、本作にはあったかと思う。

また、地方ロケ映画らしい、自然描写カット・シーンも、電車を映さずの線路際の草花のアップなど、

植物採集ワークショップに合わせたとはいえ、多彩で新しい撮り方もしていた。

コンピューター・サウンドを、サントラにしながらも、

ラストロールでは、ドラム・メインでパーカッション挿入の、インパクトあるリズミック・サントラを採用。

余韻の深みを助長している。

●「桃源」(2018年製作・中国映画・110分)。

こちらは、濡れ場もある、逼迫した大人のラブストーリーである。

中国のイケメン俳優、ルー・ユーライの初監督作品だが、

本人は監督に徹して、出演はしていない。

現在の恋愛のカタチから、1年後、5年後へとさかのぼってゆくスタイルで、

見ている当初は、分かりにくい感じだったが、見ていくうちに何とか分かってきた。

主人公が結婚して息子を儲けたけど、妻が富豪と浮気して、しかも罪に問われてムショ入り。

その間に、主人公は友人を介して、シングルマザーの幼なじみと再会する。

コブ付き恋愛模様の機微を示す作品だが、

その描き方の偏屈系に、つい戸惑いを覚えるものの、

最後の着地はさわやかだった。

桃源とゆう架空の海沿いの年の造形に加え、

映画的照明を入れない作りなど、

背景描写のワビサビが、アクセントになった作品だ。

2019年3月14日 (木)

「第14回大阪アジアン映画祭」2

Photo
アドリブチックなヒロイン映画「いつか、どこかで」(画像上)

ガクガクするヒロイン・ミステリー「アサンディミッタ」(画像下)

http://www.oaff.jp

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「大阪アジアン映画祭」で見た映画を、分析紹介いたします。

今夜は2夜目。

ヒロイン映画を2本選択して、スリム・ヒロイン版と巨漢ヒロイン版を、見させてもらいました。

「いつか、どこかで」

(2019年製作・セルビア&クロアチア&モンテネグロ&マカオ&日本&マレーシア合作・2019年秋公開予定)

さてはて、こちらはスリム・ヒロイン版。

シナリオのない状態で、

監督(リム・カーワイ)・主演女優(本作が長編映画デビューとなる、中国人女優アデラ・ソー)・カメラマンら4人だけで、

なんとまあ、バルカン半島のロー

ドムービーを撮り上げた。

しかも、現地で、他の演技者たち

を、監督や女優がスカウトしなが

ら、撮影を進めていったとゆう。

おいおい、そんな映画って、今ま

でにあったか。ないない。

あっても、お蔵入りしてるよ。

SNSで知り合った、ベオグラード

の彼に会いに、マカオからバルカ

ン半島の、まずはセルビアへ

行ったヒロイン。

セルビアからベオグラードへ。

しかし、相手は約束に現れない。

街を彷徨するヒロイン。

でも、現地で出会った人たちとの

交流で、ゆっくり癒やしをもらって

ゆく。

ヒロインの眠るシーンが頻出するが、

レズの女は別に、添い寝する男たちは、メッチャ優しくて穏やか。

襲いかかったりなんかしない。

まあ、こんなとこもまず、あり得な

いとこだろうか。

アップ少なめの、映画的ロング

ショットの多さで、

ヒロインの表情はあまり見えない

が、ヒロインのフワフワしたところ

はよく分かった。

観光映画ノリもあるけれど、ヒロ

イン・ロードムービーの、新しいと

ろも見え隠れしていた。

ピアノと弦楽四重奏を、シーンに

よって使い分ける、サントラ使いも、

登場人物たちが語る、戦争のトラ

ウマを感じさせない、癒やしの映

画へと導いているようだった。

ベタなゲイの「ブエノスアイレス」

(1997年製作・香港&日本合作)の、

ゆるやか女レズ版といった、感触

もあった作品だ。

●「アサンディミッタ」(2018年・スリランカ)

スリランカのミステリー映画なんて、ボクは初めて見た。

初めてだけに、いくつかのシーンに違和感があった。

それでも新鮮さを感じたのは、度胆を抜く犯人像が作られていたからだろう。

巨漢ヒロインが、私は3人を殺した、それを映画化してほしいと、有名映画監督に電話してくるところから、本作は始まる。

この冒頭を始め、2~3分の長回し撮影が頻出。

長回しには少したるいとこもあるし、突然の場面転換に疑問符もあるけど、

ヒロインが犯人と共犯して、3人の家族を殺害する過程が、

ぎこちなく見えながらも、ゆっくり紡がれてゆく。

ある意味では、異質なミステリーである。

巨漢ヒロインのインパクトに加え、

ヒッチコックの「サイコ」(1960年・アメリカ・モノクロ)チックの、変型ぶりを捉えたとこなどに、

新味な諧謔映画ぶりがあったかと思う。

何はともあれ、トンデモない怪作映画であった。

2019年3月13日 (水)

「第14回大阪アジアン映画祭」1

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映画史に残る傑作「ホームステイ(原題)」(画像上)

ヒロイン・アクションの快作「ハイ・フォン」(画像下)

http://www.oaff.jpPhoto_2

「大阪アジアン映画祭」で見た映画を、分析紹介いたします。

3夜にわたって展開いたします。

初日は2本をセレクトし、見てきました。

●「ホームステイ(原題)」(タイ映画・ツイン配給・2019年公開)。

ホラー映画「心霊写真」(2004年製作・タイ映画)の共同監督、パークプム・ウォンプム監督が、

タイの大手映画会社からの依頼を受けて、何年もかけて撮り上げた渾身の1作。

これが、まさに映画史に残るような、スゴミある作品となっていたので驚いた。

自殺した男子高校生の蘇えりを描いた映画だが、その種の蘇えり映画の最新型を示していた。

昨年本邦公開されて話題となった、

高校生たちの犯罪映画「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」(弊ブログ分析済み)に出演した、

ティラドーン・スパパンピンヨーが主演。

自殺シーンの本人視点から、高層ビルからの自殺シーンへとスライド。

CGを駆使した、「インセプション」(2010年・アメリカ)的作りから、

胸キュンの高校生ラブストーリーへと、展開してゆく。

蘇えった時には、主人公は記憶を喪失している。

そして、彼を蘇えらせたガイドと称する人物は、日にちを限定し、

記憶喪失の中で、主人公に自殺した理由を当てれば、その後も生きられる点を強調する。

かくして、主人公は、その理由を探るべく、必死のパッチで自殺した動機を探ってゆくのだ。

そこが、ハラハラドキドキのミステリー・タッチで描かれてゆく。

現世への蘇えり、あるいは、幽霊として現世とつながっているパターンの映画としては、

「ゴースト ニューヨークの幻」(1990年・アメリカ)を、ボク的には超えた傑作だった。

とゆうことで、本作は本邦公開前にも、紹介分析いたします。

●「ハイ・フォン」(ベトナム映画)。

ヒロイン・アクション映画の快作。

ハリウッド映画のその種の映画、例えば「キル・ビルVol.1」(2003年・アメリカ)などと比べても、

決して遜色のない仕上がりの映画になった。

娘が犯罪組織に誘拐される。

娘を取り戻すために、必死のパッチのアクションを、繰り広げる、オカンを描いている。

オカン役のゴ・タイン・パンの、まさにスカッとするような、爽快な格闘技アクションに魅せられた。

柴崎コウのような容姿も、なんか良かったです。

2019年3月 9日 (土)

斎藤工主演「家族のレシピ」

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男料理人が活躍する、グルメ映画の快作

松田聖子ちゃんの、名バイ・プレーヤーぶりにも注目!

http://www.ramenteh.com

3月9日の土曜日から、エレファントハウスの配給により、シネマート新宿、シネマート心斎橋ほか、全国順次のロードショー。

ⓒZhao Wei Films/Wild Orange Artists

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料理人を主人公にしたグルメ映画で、

タイトルでも示されているように、家族や仲間のキズナへと、帰結する映画である

かつて弊ブログで、グルメ映画の、マイ・ベスト&カルトなんかをやったけど、

邦画に絞って再度、手前勝手に、順不同にてチョイスしてみると…。

●ベスト⇒①タンポポ(1986年製作)②かもめ食堂(2005年)③南極料理人(2009年)

●カルト⇒①本作②しあわせのかおり(2008年)③のんちゃんのり弁(2008年)

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小林聡美らのベスト②、中谷美紀のカルト②、小西真奈美のカルト③など、

女性料理人ものは、癒やしと優しさがあるけど、

男料理人系の、伊丹十三ベスト①や、堺雅人のベスト③、さらに本作は、

料理に対してアクショナブルだったり、男らしい繊細節があったりして、

女性映画のストレートなしっとり系より、

よりドラマ映えしやすい、骨っぽいテイストがあるみたいだ。

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そして、では、何を料理してくれるのかが、最大のポイントである。

ベスト①のラーメンの、西部劇的ノリのスゴミに、魅せられたボクにとっては、

総合食ではなく、単食系を極めてゆくようなノリに、グッとくる。

でもって、本作は、シンガポール産のバクテーだ。

主人公が特殊料理に、トライする系の映画としては、

映画史的には初めて、採り上げられる逸品と言えるだろう。

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群馬県でラーメン店を、父(伊原剛志)と伯父(別所哲也)とやってる主人公(斎藤工)。

しかし、父が死んで、その後の進退に悩む。

で、既に逝去した母の祖国シンガポールを訪れて、

母と父の出会いのルーツを探ってゆくのだ。

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シンガポールにいる、フードブロガー役の松田聖子は、

斎藤工に対して、イロイロと指南してゆく。

サプライズなとこもあるけど、松田聖子ちゃんは、いつになくドラマ映えしていたな。

おじさんと出会っての、バクテー料理修行のダイジェスト・シーンがあって、

やがて、彼は母の母、シンガポールのおばあちゃんと出会い…とゆう展開。

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トランペットやバイオリン等の弦楽、ラストロールでは、オーケストラ・サウンドを駆使。大仕掛けだ。

斎藤工のアップ・カットも多く、彼のファンにとっても、魅力的な映画になったと思う。

ボク的には、聖子ちゃん健在やで~を、大きく叫びたい。

いやはや、マジに戻せば、料理を通じてキズナを紡ぐ映画だった。

とゆうことででんな、その種の映画の快作であることは、間違いありません。

2019年3月 8日 (金)

ノルウェー映画「ウトヤ島、7月22日」

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実話の無差別銃撃事件を、ビビッドに捉えた作品

逃げるヒロインを捉えた、72分の長回し撮影が見どころ

http://utoya-0722.com

3月18日のフライデーから、東京テアトルの配給により、ヒューマントラストシネマ有楽町、シネ・リーブル梅田ほか、全国順次のロードショー。

本作は、2018年製作の、ノルウェー映画97分。

Copyright ⓒ2018 Paradox

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2011年7月22日に、ノルウェーのウトヤ

島で発生した、銃撃無差別事件

を描いた、ドキュメンタリー・タッ

チのドラマ映画だ。

銃の乱射事件と言えば、アメリカ

のコロンバイン高校で起こった銃

殺事件を描いて、

カンヌ国際映画祭で、パルム・

ドールを受賞した、

ドラマ映画「エレファント」(2003年

製作・アメリカ映画)や、

アカデミー賞長編ドキュメンタ

リー賞を受賞した、

事件後を検証したドキュ「ボウリ

ング・フォー・コロンバイン」(2002

年・カナダ)などが有名だが、

では、それらと

本作を比較

してみると、どんなもん

だろうか?

5
突出した出来になっているのは、臨場感ある表出シークエンスだけども、

但し、事件の様相を、そのまま捉えるのではなく、

事件に巻き込まれた、ヒロインを軸にしながらの、長回し撮影を敢行した。

72分間のワンカットは、決して長回し撮影の、新記録的な撮影ではないが、

ヒロインの不安感を、緻密に表現する意味においては、ある意味では効果はあっただろう。

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しかし、決してベスト選択の、撮影方法ではなかったと思える。

音声だけで、銃撃シーンを見せないところも、プラスには機能していない。

けども、最後の最後まで、サバイバル映画の、醍醐味たるところを示してゆく。

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どのようにして、ヒロインは生き残ったのか。

その詳細を見せていくけども、ただ、犯人側の描写が、

ヒロインを撮り続ける長回しが、メインになったことで、稀薄になってしまった。

長回しにこだわらずに、犯人視点の描写も、それなりに入れていれば、

もっと違った様相の映画になったのでは。

ヒロインが犯人と対峙するシーンも、実話ベースなので、必要とは思わないけど、

ドキュであっても、ドラマティックな何かがほしいところだった。

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ボク的には、チョイ不満はあるけど、それでも、

ヒロインの逃げるための、イロイロな試みや動作は、緊張感も逼迫感もあって、

ハラドキで魅せてくれて、見せ場にはなっている。

「エイリアン」(1979年・アメリカ)のシガニー・ウィーヴァーな、ハットトリックはないが、

緊張感をもって、見られたことは確かだ。

ドキュ・ドラマの在り方を、長回しで追求し、

「カメラを止めるな」(2018年・日本)とも相関するような、面白みのある作品だった。

2019年3月 5日 (火)

「運び屋」⇒今年のベストワン級洋画

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待ちに待った、クリント・イーストウッド監督・主演最新作だ

名作「老人と海」を超えた、シニア・ヒロイズムの大傑作

http://hakobiyamovie.jp

3月8日のフライデーから、ワーナー・ブラザース映画の配給により、全国ロードショー。

本作は、2018年製作の、アメリカ映画116分。

ⓒ2018 VILLAGE ROADSHOW FILMS(BVI)LIMITED, WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND PATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC

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クリント・イーストウッドが監督し、久々に自らが主演した映画だ。

88歳。実話をベースにしたシニア映画。しかも犯罪映画。

シニア映画には、ある種の想定形があるように思われる。

ユーロ映画では、アート系によるマイナス志向。

でも、アメリカ映画では、「老人と海」(1958年製作)を出すまでもなく、

アクションも含めて、プラス志向の作品が多い。

本作も、その例に漏れない。

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そして本作は、イーストウッドとゆう1監督1俳優が、映画史に刻み込む、とてつもない重みを感じさせる傑作となった。

俳優としては、30代の頃の1960年代には、

「荒野の用心棒」(1964年・イタリア&西ドイツ&スペイン)を、始めとしたマカロニ・ウエスタン、

40代の1970年代は、刑事アクション「ダーティハリー」シリーズ(1971年~1988年・全5作)で名を馳せ、

監督を始めたのは、「恐怖のメロディ」(1971年)からだが、

アカデミー賞作品賞ゲットの、たそがれ西部劇「許されざる者」(1992年)以降の、

質度の高い監督、もしくは兼主演作ぶりには、常にココロを揺さぶられてきた。

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21世紀の監督・主演作としては、

本命を破り、アカデミー作品賞を得た「ミリオンダラー・ベイビー」(2004年)など、

サプライズな衝撃作品もあった。

本作も、その例に当たるかもと、ボクは思ったけど、

今アカデミーでは、「グラン・トリノ」(2008年)に続き、無ノミニーとなった。

だが、「グラン・トリノ」と同じく、傑作であることは間違いない仕上がりだ。

3月1日付けのブログでは、ボクは洋画のベストワン候補に挙げた。

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デイリリーの花でブレイクし、家庭を顧みずに、

仕事や女にのめり込む、イーストウッド演じる主人公だが、

でも、ネット販売に押されて販売が激減。

店を閉めるハメになる。

しかし、ヤバイメキシコ産の麻薬とは知らずに、

麻薬をトラックで運ぶ仕事でボロ儲けし、

再び店を買い戻したが、家族のキズナは全く戻らない。

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往年のミスター・アメリカンな、人気名優ジェームズ・スチュワートと言われて、その気になる、

そんなイーストウッドの、飄々たる演技ぶりや、

家族のキズナを戻すための、四苦八苦ぶりに、グッとくる作品になったのが、本作だ。

イーストウッド的にも、家族のキズナ入り映画は珍しい。

死期迫る妻とのシーンや、実の娘アリソン・イーストウッドとのやり取りは、感動的だ。

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メキシコの麻薬王役のアンディ・ガルシアや、

刑事役のローレンス・フィッシュバーンの、渋い脇役ぶり。

でもって、刑事役ブラッドリー・クーパーと、イーストウッドのやり取り。たまらないシークエンスだ。

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エレクトーン入りのサントラなども、ユニークだし、

ラストロールでは、ジャズ・タッチがピアノ交響曲へと転じているところも、作品の余韻を深めている。

3
アメリカン・ヒロイズム「グラン・トリノ」と、甲乙付けがたい仕上がりぶりだが、

こちらの方が、より人間臭い弱者的ヒロイズムがあり、

ストレートなヒロイズム系より、庶民的好感度は高いと思う。

ウエスタン・ヒーロー、刑事ヒーローなどを経てたどり着いた、渋枯れヒロイズムの在り方に、

ググググ・グイッと魅せられた、大快作だった。

「サッドヒルを掘り返せ」

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名作「続・夕陽のガンマン」の、ロケ地発掘ムービー

クリント・イーストウッドの新作「運び屋」と同時公開

http://www.hark3.com/sadhill/

3月8日のフライデーから、ハークの配給により、シネマカリテほか、全国順次のロードショー。

本作は、2017年製作のスペイン映画86分。

ⓒZapruder Pictures 2017

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クリント・イーストウッドが、30代の時に主演した

「続・夕陽のガンマン」(1966年製作・イタリア映画)のロケ地、

スペインのサッドヒル探索・再現ムービー。

メッチャマニアックな素材だが、これが見ていくうちに、グングンはまるドキュメンタリーとなっている。

東京では、イーストウッドの監督・主演最新作「運び屋」(本作のあとに分析)と、

同時公開とゆうのも、何やら興味深い逸品だ。

6
映画のメイキングではもちろんなく、作品分析でもなく、

映画やドラマのロケ地の、ツアーだったり、アニメで有名な巡礼だったりが、

ドキュとはいえ、実際に映画化されるのは、ヒジョーに珍しいケースだ。

しかも、この映画のマニアたちが、

映画を撮った時の状況を、再現しようとする、トンデモナイ映画なのだ。

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誰も埋まっていない墓らしい、スペインのサッドヒル。

ヘリかドローンかを、使っての移動撮影、空撮に加え、

その場所を再現するまでの、イロイロが撮られてゆく。

その間に、イーストウッドら関係者への、インタビューが仕込まれ、

さらに、撮影エピソードなどが披露されてゆく。

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1989年に逝去した、セルジオ・レオーネ監督の、撮影時の様子や意図。

そして、当時のスペインのフランコ軍事政権と、製作者側が契約し、

軍部の協力を得ての、撮影シーンのエピソード披露なんかが面白い。

特に、大爆破シーンが撮れていず、再度試みたなんてとこなどは、

イーストウッドの口から話されると、臨場感をともなって胸にクルね。

3
有志によるネットでの、呼びかけで集まった、

2015年以降の、サッドヒルを掘り返す人々の姿は、何それ!と思いながらも、

その熱意がクライマックスに、つながってゆく流れは、圧巻とも言っていい。

スパニッシュ・ギター・サウンドを始め、トランペットなど、

スペイン風サントラ使いが、ココロをそそる。

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しかし、冒頭でいきなり披露され

る、スラッシュ・ヘヴィメタ・バンド

「メタリカ」の、

スウェーデンでのコンサート模様

には、意表をつかれた。

メタリカがこの話に、どう絡んでくるのか。

実は、最後の最後まで、分からな

い作りになっている。

でもって、サッドヒルでの映画上

映イベントでの、サプライズ。

とゆうことで、前後してもいいけど、

イーストウッドの新作を見たあと

には、ぜひ本作をみてもらいたい。

2019年3月 1日 (金)

2019年暫定年間邦洋ベストテン⇒2月末時点

1

●日本映画

「愛がなんだ」

(岸井ゆきの・成田凌共演/監督:今泉力哉/4月19日公開/後日分析)

http://aigananda.com

2

●外国映画

「運び屋」

(クリント・イーストウッド監督・主演、ブラッドリー・クーパー、ローレンス・フィッシュバーン、アンディ・ガルシア共演/3月8日公開/後日分析)

http://hakobiyamovie.jp

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●外国映画

「ブラック・クランズマン」

(スパイク・リー監督/3月22日公開/後日分析)

http://bkm-movie.jp

●邦画⇒

①半世界

②愛がなんだ

③チワワちゃん

④盆唄

⑤赤い雪

⑥夜明け

⑦マスカレード・ホテル

⑧洗骨

⑨七つの会議

⑩フォルトゥナの瞳

●洋画⇒

①バーニング 劇場版(韓国)

①女王陛下のお気に入り(イギリス)

①運び屋(アメリカ)

④ブラック・クランズマン(アメリカ)

⑤希望の灯り(ドイツ)

⑥ヴィクトリア女王 最期の秘密(イギリス)

⑦ともしび(フランス)

⑧金子文子とパクヨル(韓国)

⑨山(モンテ)(イタリア)

⑩ふたりの女王(イギリス)

●新たに上位に選んだ映画は、画像付きで掲出します。

さて、今月は、洋画は3作が甲乙つけがたく、同率1位となりました。

最終的には、1~3位を決定。

余韻の深みや、時間を経たココロの残り具合で決めます。

月ごとに気分次第で順位が変わったり、ガラッと変わる場合もありますので、ご了承ください。

(選=映画分析評論家・宮城正樹)

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