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新作映画分析

  • 映画分析研究所 所長 宮城正樹
    新作含む、公開前映画の批評分析を行います。 映画史を俯瞰するようなスタイルと、小説・演劇ほかではなく、映画評でしかできないところに、肉迫せんとしています。 2009年12月11日よりスタートし、ギネスレコーズ却下後の、2015年5月頃より、週3~4作更新としております。厳選した作品分析を、お楽しみください。

音楽・小説分析


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2018年11月 8日 (木)

イギリス映画「ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲」

4
アナログ・スパイが現代に挑む!!

女スパイとのセクシー対決もあり!?

http://www.JohnnyEnglish.jp

11月9日の「花の金曜日」(今や死語のアナログ言葉)から、東宝東和の配給により、全国ロードショー。

本作は2018年製作の、イギリス&フランス&アメリカ合作の89分。

ⓒ2018 UNIVERSAL STUDIOS

1

イギリスのコメディアン、ローワン・アトキンソン主演のスパイ・コメディ。

映画化もされたが、テレビ・ドラマ・シリーズ「ミスター・ビーン」に続く、映画シリーズでの当たり役が本作だ。

今回で、シリーズ第3弾となる。

サイレント時代のチャップリンやマルクス兄弟など、動作の面白さに回帰したような、

彼の動きや表情は、そのほかのコメディアンたちの追随を許さない。

3
そして、そんなサイレント時代に回顧するように、

スパイ映画でもアナログに回帰し、

ハイパーでハットトリックな「007」や「ミッション・インポッシブル」とは大いに違った、

アナログチックのスタイルで、失敗続きにも関わらず、

結果良ければ全て良しな、コミカル・スパイ・ミッションを展開する。

2
ホテルのウェイターに化けて、ターゲットのスマホを取ろうとして、大火事に発展したり、

室内のバーチャル・リアリティーなのに、街へ出て、いろんな事故を誘発したりと、

次から次へと、珍騒動を巻き起こす。

まさに、21世紀型の、スラップスティック・コメディの快作だ。

5
それでいて、王道のスパイ映画のスタイルを堅持。

カーアクションや船内への侵入シーンなど、ハラハラドキドキを演出し、

それらをオバカ・コミカル・パロディ・モードで反転させる。

アメリカのスパイ・パロディ、

例えば、スティーヴ・マーティンが主演した作品などと比べると、

そのスッタモンダ性は、確実に上だろう。

8
でもって、オルガ・キュリレンコが扮する、女スパイとの丁々発止は、

本作の大きな見どころとなっている。

女スパイを、シリアス・モードで演じ抜く、オルガ・ネーさんのアクションぶりは、

21世紀に女スパイ役を演じた、アンジェリーナ・ジョリーやらシャーリーズ・セロンやらと比べても、

決してヒケを取らない出来だった。

6
イギリスの女首相役の、エマ・トンプソンやらを含めて、

シリアスとコミカル、デジタルとアナログの対決が、ドトウのごとくあふれてゆく。

そのあれよあれよを、笑いもって見てもらいたい。

7
とゆうことで、恋人同士はもちろん、家族一同で楽しめる、

デート&ファミリー・ムービーの、会心作でおます。

劇場へレッツラ・ゴー。

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