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新作映画分析

  • 映画分析研究所 所長 宮城正樹
    新作含む、公開前映画の批評分析を行います。 映画史を俯瞰するようなスタイルと、小説・演劇ほかではなく、映画評でしかできないところに、肉迫せんとしています。 2009年12月11日よりスタートし、ギネスレコーズ却下後の、2015年5月頃より、週3~4作更新としております。厳選した作品分析を、お楽しみください。

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2018年11月 1日 (木)

「赤毛のアン 卒業【完結編】」

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少女ヒロイン映画の、普遍的な快作

言わずと知れた、大衆の好感度

の高い作品だ

http://www.anne-movie.jp

11月2日のフライデーから、シナジーの配給により、なんばパークスシネマほか、全国順次のロードショー。

本作は、2017年製作の、カナダ映画90分。

ⓒ2017 GABLES 23 PRODUCTIONS INC. ALL RIGHTS RESERVED.

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かつても製作された「赤毛のアン」(1986年・1988年・2000年製作・カナダ映画)シリーズの、

最新バージョンがコレだ。

アンの結婚まで描かれた、前シリーズとは違い、

本作の3部作シリーズは、アンの青春時代にのみ、フォーカスした作品となった。

現在公開中の第2部「赤毛のアン 初恋」(画像1番下)と共に楽しみたい。

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少女ヒロインものは、これまでに無数に近い、タイトル数があるが、

映画批評家筋の評価は、そう高くはないけども、

「赤毛のアン」は、人口に膾炙し、一般大衆の好感度が、メッチャ高い作品だ。

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ラブストーリー的には、中学生のアンの、初恋があり、

彼とのイロイロや、その後を描いたり、

ヒロイン映画的には、自立してゆく姿が、王道路線で描かれてゆく。

学園ものヒロインを、フレキシブルに分かりやすく描いて、

後世に残り、永く伝えられるような、普遍性のある作品となっている。

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アン役のエラ・バレンタインが、自然体の演技で魅せる。

見守ってあげたいような、スタンスある気丈な演技でもあり、好感がある。

彼女のクローズアップ・シーンが、多いのも良かった。

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個人的には、アンの保護者役となる、チャーリー・シーンにグッときた。

映画史に残る戦争映画「地獄の黙示録」(1979年・アメリカ)で、

アメリカン・ヒロイズムを、体現した彼にすっかりハマり、

その後の彼には、常に注目していた。

でもって、晩年を迎えて丸くなった、好々爺役を披露する。

「初恋」では、アンに対して、「分別もいいが、ロマンスも忘れちゃいけない」なんて名セリフを言ってたし、

本作では、死んでしまうけど、最後まで毅然とした演技が、素晴らしかった。

葬式でのバグパイプの音色も、ココロに残った。

とゆうことで、少女ヒロイン映画の、好感度高しの快作だ。

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