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新作映画分析

  • 映画分析研究所 所長 宮城正樹
    新作含む、公開前映画の批評分析を行います。 映画史を俯瞰するようなスタイルと、小説・演劇ほかではなく、映画評でしかできないところに、肉迫せんとしています。 2009年12月11日よりスタートし、ギネスレコーズ却下後の、2015年5月頃より、週3~4作更新としております。厳選した作品分析を、お楽しみください。

音楽・小説分析


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2018年11月 9日 (金)

「GODZILLA 星を喰う者」

4
ゴジラ・アニメ・シリーズの第3弾最終章だ

色使いの妙に魅せられる、新次元のゴジラ映画

http://www.godzilla-anime.com

11月9日の金曜日から、東宝映像事業部の配給で、全国ロードショー。

ⓒ2018 TOHO CO., LTD.

1
ゴジラ映画はシリーズものの本家を始め、

シリーズ終了後も、イロイロと作られ続けてきた。

ハリウッド映画版あり、「シンゴジラ」(2016年製作)などの、新解釈の大胆作品あり、

そして、本作の3部作シリーズの、アニメ・バージョンと作られている。

そんな中でも、アニメ版は最も異彩を放つ、

本家を換骨奪胎させた、ユニーク

かつ、カルティックな

仕上がりとなっている。

3
最終章は何しろ、今から2万年後の物語だ。

ゴジラが地球を支配する中、

生き残った人類は、原始生活を強いられながら、何とかそれに対抗しようとする。

6
そんな中で、本家でもゴジラの最強の敵だった、キングギドラをモデライズされた「ギドラ」が登場し、

ゴジラを下の写真のように、捕捉して動けなくする。

でもって、アクションなき対決が、繰り広げられるのだ。

2
そして、その対決を見守る人類、主人公たちとゆう構図。

本作は、アニメ・シリーズの第3弾最終章だ。

前2作を見ていないと、人物関係やキャラ設定など、

主に登場人物たちの関係や、ストーリー的流れが分かりにくいので、

できれば、前2作をレンタルDVDそのほかで、鑑賞しておいた方が、ベストかもしれない。

5
ゴジラの方は、かつて大昔に核爆弾実験から、発生した怪獣であるとかは、

従来通りのスタイルだけども、

そういう元からの設定は、そのままにしても、

あくまで本作は、アニメ作品としての色合いに、こだわった作品になっていた。

9
元々はブラックなゴジラが、薄ブルー色をまとったり、

ギドラの黄金色・イエロー。

主人公たちが待機する基地内では、

赤色照明部やセピア色、さらに薄グリーンなど、

多彩な色合いで魅せてゆく。

8
「名探偵コナン から紅の恋歌」(2017年・弊ブログ分析済み)で、

シリーズ最大の、瞠目すべき色合いを魅せた監督、静野孔文作品だけに、

その配色の妙には、注目すべきところだろう。

7
ドラマティックなオーケストラ・サントラが終始流れ、

「XAI」の、癒やしのフィメール・スロー・ナンバーや、

ラストロールで流れる英語詞による、最後を締めくくるナンバーなど、

胸にクルサントラ使いだった。

10
個人的には、「2001年宇宙の旅」(1968年・アメリカ映画)を思い出させる、

宇宙から見た地球の光の帯カットに、グーンときた。

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