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新作映画分析

  • 映画分析研究所 所長 宮城正樹
    新作含む、公開前映画の批評分析を行います。 映画史を俯瞰するようなスタイルと、小説・演劇ほかではなく、映画評でしかできないところに、肉迫せんとしています。 2009年12月11日よりスタートし、ギネスレコーズ却下後の、2015年5月頃より、週3~4作更新としております。厳選した作品分析を、お楽しみください。

音楽・小説分析


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2018年8月 5日 (日)

「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE-2人の英雄(ヒーロー)-」

1
アニメはヒーロー映画だと認識させる作品

「インクレディブル・ファミリー」と、同様の面白さが炸裂だ

http://www.heroaca-movie.com/

8月3日の金曜日から、東宝の配給で、全国ロードショー。

ⓒ2018「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE」製作委員会

ⓒ堀越耕平/集英社

9
今や化石か、肩身の狭いとこに、位置しているのだろうか。

いや、そうではない。

ヒーロー・アニメと言えば、

アニメ映画は、特に本作のように、劇場版が作られたテレビアニメの場合、

コドモたちのための、ヒーロー映画だとゆう、根本の考え方からして、定番中の定番だし、

無論、ヒーロー映画とは違ったところで、

ジャパニメーションが進化してきたのは、誰もが認めるところではあろう。2

日本の国民的に人気の、ドラえも

ん、ポケモン、名探偵コナンら、

これぞヒーローなのかどうなの

か。

ヒーローらしくはないというか、従

来の正統系のヒーローではな

い。

でもしか、ヒーロー・アニメにも、

ヒーロー・アニメとしてのプライド

がある。

本作は、それらとは逆に、ヒー

ローイズムに、こだわったアニメ

だ。

7
特殊能力を持った、ヒーローになれる人たちと、悪との構図とゆう、

完全無欠の勧善懲悪のもとに、展開するのが、本作のお約束である。

6
ここまでヒロイズムにこだわったアニメは、かつてなかっただろう。

アメコミ原作もの映画は、最初からヒロイズムを意識した作りだったし、

テレビアニメのヒーローものは、コドモ向きながら、正義の味方100パーセントだった。

5
しかし、本作は、ヒーローのヒーローたるところや、意義を強調し、

ヒーローのヒーローたらんところを、多くの障害を設けてクリアーさせた上で、

ヒーロー映画の粋を、とことん見せつける作りになっている。

しかも、ヒーローが何人もいる、群像ヒーローものなのだ。

4

その設定においては、

ヒーローの抑制がある「インクレディブル・ファミリー」(8月1日付けで弊ブログで分析)とは、

真逆の展開である。

また、ヒロイズムの在り方を、ストレートに原点回帰する展開は、

とんでもないチカラワザだったと思う。

ヒーロー・アニメなんか、どうでもいいと思うボクにも、

ココロにクルようなシーンがあった。

3
主人公の声を担当した、志田未来も、硬軟両用のヒロイズムを、体現したことだろう。

ラストロールで流れる、菅田将暉の、バンド・サウンドによる、ロック・ナンバーも、グッとヒロイックだった。

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