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新作映画分析

  • 映画分析研究所 所長 宮城正樹
    新作含む、公開前映画の批評分析を行います。 映画史を俯瞰するようなスタイルと、小説・演劇ほかではなく、映画評でしかできないところに、肉迫せんとしています。 2009年12月11日よりスタートし、ギネスレコーズ却下後の、2015年5月頃より、週3~4作更新としております。厳選した作品分析を、お楽しみください。

音楽・小説分析


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2018年5月 4日 (金)

「ラプラスの魔女」⇒櫻井翔・広瀬すず・福士蒼汰共演

3
東野圭吾原作の、超常SFミステリーだ

パニック・ミステリーとゆう、新たなジャンルの誕生か!

http://www.laplace-movie.jp

5月4日の「みどりの日」から、東宝の配給により、全国ロードショー。

文=映画分析研究所 所長 宮城正樹

ⓒ2018「ラプラスの魔女」製作委員会

1
本格ミステリーが主流だった、東野圭吾原作映画の新たなカタチ。

それは、何と超常ミステリーだ。

いきなりの竜巻パニック・シーンから、映画は始まる。

2
硫化水素中毒で、温泉地の山林で男が死亡。

この死は果たして、事故なのか殺人なのか。

警察からの依頼で、事故現場の調査をした教授(櫻井翔)は、事件性を否定。

しかし、別の場所でも、硫化水素での死亡が起こり、

しかも、2つの事件の被害者は、知人同士だった。

5
竜巻パニックから続く、いかにも、東野圭吾ミステリーチックな、この展開。

しかし、未来を予知する能力「ラプラスの魔女」を持つ女(広瀬すず)が、

櫻井教授の前に現れて、予想外の展開へと向かう。

4
彼女は、失踪した同じ能力を持つ男(福士蒼汰)を探していた。

彼が事件に関係しているのか。

謎は謎を呼び、福士蒼汰と、その父(豊川悦司)の過去へとさかのぼり、

さらに波乱を呼んでゆく。

いやはや、これまでの東野圭吾ミステリーを覆すような、

特殊なストーリー展開だ。

7
各役者を分析してみよう。

櫻井翔は「映画 謎解きはディナーのあとで」(2013年製作・弊ブログ分析済み)に続く、ミステリー映画の主演。

論理的に推理する、本格派の探偵役だった「謎解きは…」とは違い、

今回はもっと現実的で、人間臭いシビアな大学教授役。

しかし、後半では、シャーロック・ホームズ並みに、

ドカーンとアクションを披露する。

10
広瀬すずは、アイドル系ではない、シリアス演技を披露。

福士蒼汰との関係性での、ラブストーリーめいたサプライズが、本作の1つのキモでもある。

さらに、父母(リリー・フランキー、檀れい)との、微妙なキズナ部でも、

これまでにない、異能の演技性で魅せる。

9
刑事役・玉木宏のストレート演技、

リリー・フランキーの、いつもながらのクセ者ぶり、

そして、豊川悦司トヨエツの狂気の演技。

脇役のスゴミが、むしろ、

櫻井翔、広瀬すず、福士蒼汰3人の演技を、映えさせている。

6
監督は、日本映画界の巨匠・三池崇史。

その変幻自在ぶりには、もはや何も言うことがない。

本作でも、大ヒットできるような、あくなきエンタ性にこだわった。

8
1950年代の日本の、映画興行界から生まれた言葉、

「ゴールデンウイーク」に、見るにふさわしい作品だろう。

GWはあと少ししかないけど、モチ、それ以降に見ても、全然OKです。

ニュー・ジャンルとも言える、パニック・ミステリーの、

ハラハラドキドキを、お楽しみください。

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