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新作映画分析

  • 映画分析研究所 所長 宮城正樹
    新作含む、公開前映画の批評分析を行います。 映画史を俯瞰するようなスタイルと、小説・演劇ほかではなく、映画評でしかできないところに、肉迫せんとしています。 2009年12月11日よりスタートし、ギネスレコーズ却下後の、2015年5月頃より、週3~4作更新としております。厳選した作品分析を、お楽しみください。

音楽・小説分析


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2018年2月 9日 (金)

「今夜、ロマンス劇場で」⇒週末日本映画劇場

1
綾瀬はるかと坂口健太郎の、トンデモ・ラブストーリーだ

映画メイキング映画の中で、展開する斬新さ

http://www.romance-gekijo.jp

2月10日の土曜日から、ワーナー・ブラザース映画の配給により、全国ロードショー。

文=映画分析研究所 所長 宮城正樹

ⓒ2018 映画「今夜、ロマンス劇場で」製作委員会

2
映画メイキング映画なら、これまでに多数の傑作がある。

しかし、その主演女優(綾瀬はるか)を、

かつてのモノクロ映画から、そのモノクロのおてんば姫キャラのまま、

実世界に再生したヒロインが、演じるとゆうのは、

おそらく映画史上、かつてないものだろう。

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映画キャラクターが、現実に現れるとゆうのは、

ウディ・アレン監督の「カイロの紫のバラ」(1985年製作・アメリカ映画)などの傑作があるが、

本作は、多数の名画への、オマージュ・シーンやらが、てんこ盛りとなった作品。

一つ一つ解説すると、キリがないんで端折るけど、

1960年代が主舞台だけに、

それ以前の日本映画の黄金時代の作品がメインに、

オマージュ、あるいは引用されている。

3
もちろん、ハリウッド映画もある。

1960年に初めて、日本公開された「カサブランカ」(1942年・モノクロ)や、

「ローマの休日」(1953年・モノクロ)、「オズの魔法使」(1939年)なんか。

そして、そんな1960年を、2017年あたりの現代から、

振り返るとゆう構成になっている。

5
さてはて、実は本作は、映画メイキング映画を装いながら、

映画監督(坂口健太郎)と女優・綾瀬はるかの、ラブストーリーにもなっているのだ。

とゆうか、そちらがメイン・テーマだと言える。

本田翼との、三角関係構図も描かれてるし、

過去と現代がつながるような、実にドラマティックなラブが、構築されている。

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しかも、最後に映される、映画内映画の結末にも、驚きがあった。

モノクロから、物一部カラー、でもって、オールカラーとなっていくこのラストシーンは、

感動的であると同時に、映画への深いオマージュがあると思った。

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ヒロインを演じる、綾瀬はるかについて。

ここで、コメディエンヌとしての綾瀬はるかの、順不同のマイ・ベスト・スリーを、披露すると…。

①本作②おっぱいバレー(2009年)③映画 ホタルノヒカリ(2012年)。

彼女のコメディエンヌとしての特質は、ストレートに笑わせるパターンじゃなく、大マジ系で演技するところだ。

その意味では、本作は彼女の持ち味が、遺憾なく発揮された作品になった。

4

本作の監督は、武内英樹。

過去の監督作の、タイムスリップ系の映画「テルマエ・ロマエ」(2012年・2014年)を、大ヒットに導いたように、

時を超えた、ラブストーリーの名手とも言える。

とゆうことで、本作も大ヒットする予感が、ヒシヒシなのである。

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