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新作映画分析

  • 映画・音楽分析研究所 所長 宮城正樹
    1→新作含む公開前映画の批評分析を、1日1本を毎日行います。関西発なので、あえて関西弁にて批評いたします。2009年12月11日よりスタートし、5年連続を突破しましたが、2015年5月中旬より、週3~4作更新といたします。厳選した作品分析を、お楽しみください。 2→不定期となりますが、新作映画の出演者・監督・スタッフらのインタヴューや取材記事、CDアルバムやシングルのレコ評、DVD評に、小説・書籍評、各種の分析批評なんぞをいたします。

音楽・小説分析


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2017年9月13日 (水)

「あしたは最高のはじまり」⇒フランス映画特選2

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父娘のキズナを描く、感動作品だ

「最強のふたり」と、甲乙つけがたいキズナ映画だ!

http://ashita-saikou.jp

9月9日から、KADOKAWAの配給により、シネ・リーブル梅田、なんばパークスシネマなどで上映中。

本作は、2016年製作の、フランス映画117分。

文=映画分析評論家・宮城正樹

ⓒ2016 - MARS FILMS - VENDOME PRODUCTION - POISSON ROUGE PICTURES - TF1 FILMS PRODUCTION - KOROKORO 

PHOTO:Julien PANIE

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フランス映画を分析する第2弾。

キズナ映画についてはどうだろうか。

21世紀のフランス映画で、人口に膾炙した重要作となれば、

ボクとしては、ヒロイン映画「アメリ」(2001年製作)、

ラブ・ストーリー「アーティスト」(2011年・弊ブログ分析済み)、

男の友情もの「最強のふたり」(2011年・ブログ分析済み)が、ベスト・スリーだけど、

本作は、家族のキズナものとして、スリーに迫るような、仕上がりぶりを示しています。

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南フランスの主人公(オマール・シー)のとこに、あなたのコドモよと、娘赤ん坊を預けて女が立ち去った。

主人公は、イギリス・ロンドンまで、赤ん坊を連れて女を追うが、女は行方不明で、立ち往生。

そこへ、ゲイのTVプロデューサーが、救いの手を差し伸べ、

スタントマンの仕事を世話し、3人が一緒に住むことと相なる。

そして、8年の時が経ち…とゆう流れの映画。

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オトンと娘はすっかり、相棒並みに意気投合。

プロデューサーもまた、義理のオトン並みに、娘が慕っています。

そんなとこへ、スパイをやっているので、家には長らくいないと、

オトンが娘に、嘘をつき続けたオカンが、娘を引き取りたいと現れて…。

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そうして、オトンとオカンの、娘を巡る、スリリングな駆け引きドラマへと、展開してゆきます。

娘はオトンとオカンの、どちらを選ぶのか、ハラドキのドラマが繰り広げられるのです。

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サプライズが、2パターンで披露されます。

オトンが病気のように見せて実は…とか、

なかなか練り上げられた、サプライズでした。

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「最強のふたり」で、男の友情ドラマを、感動的に演じたオマール・シーが、

今度は、父娘のキズナ・ドラマを、見事に快演。

今やフランスの国民的俳優らしい、好感あふれる演技で、魅せてくれています。

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そして、歌ものサントラを多数流して、心地よい映画リズムを構築し、

最後の最後まで、目が離せない仕上がりとなりました。

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とゆうことで、父娘のキズナを描く傑作。

過去のその種の映画と比較しても、

最高ラインの感動がある作品です。

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