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新作映画分析

  • 映画・音楽分析研究所 所長 宮城正樹
    1→新作含む公開前映画の批評分析を、1日1本を毎日行います。関西発なので、あえて関西弁にて批評いたします。2009年12月11日よりスタートし、5年連続を突破しましたが、2015年5月中旬より、週3~4作更新といたします。厳選した作品分析を、お楽しみください。 2→不定期となりますが、新作映画の出演者・監督・スタッフらのインタヴューや取材記事、CDアルバムやシングルのレコ評、DVD評に、小説・書籍評、各種の分析批評なんぞをいたします。

音楽・小説分析


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2017年7月28日 (金)

「君の膵臓(すいぞう)をたべたい」⇒金曜日本映画劇場

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ホラー映画じゃないぞ、純愛ラブ・ストーリーだぞ

「セカチュウ」世代の、胸にクル作品だ

http://www.kimisui.jp

7月28日の金曜日から、東宝の配給で全国ロードショー。

本作は、2017年製作の日本映画115分。

文=映画分析研究所 所長 宮城正樹

ⓒ2017「君の膵臓をたべたい」製作委員会

ⓒ住野よる/双葉社

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病系の純愛映画とゆうのは、

かつての日本映画では、お涙ちょうだい映画の1つとして量産され、

その何作かは今も、DVDそのほかで見られます。

ただ、それを21世紀になって、再認識させた映画と言えば、今さらながらですが、

「世界の中心で、愛をさけぶ」(2004年製作)でしょう。

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「セカチュウ」と略称されたこの映画以降、再び病系の純愛映画が、クローズアップされた。

映画の出来不出来は別にして、観客を呼べる映画ジャンルになったのです。

そして、本作もまた、「セカチュウ」を意識してるけども、

それでも、新味のいくつかを加えようと、工夫された1作でしょうか。

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「セカチュウ」と同じく、主人公が就職している現代と、高校時代の過去を、描くとゆうスタイルは同じです。

でもしか、高校時代は新人クラスの、若手役者(浜辺美波・北村匠海)を起用し、

大人になってからは、小栗旬と、大人になったヒロイン役じゃないけど、北川景子が演じています。

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ヒット中の「銀魂」(弊ブログ7月14日付けで分析)とは真逆の、小栗旬の誠実な演技も、心地よかったけど、

高校の純愛を演じる2人の、フレッシュなピュア感は、

これが病系とは思えないような、清新な爽快感がありました。

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写真で泣くカットがありますが、泣くシーンの造形も、作られたような泣くシーンではなく、

ストーリーに合わせて、自然でベタじゃなく、見ていて納得のできるものだった。

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何はともあれ、インパクトあるタイトル。

そのタイトルと学園純愛のピュアさが、合わないように見えながら、

前触れで語られる、ヒロインのセリフ、

そして、後半でそのセリフに、主人公のメールが対応して、感動を呼ぶ。

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薄色配色の過去描写、陽光の部屋への取り込みなど、

撮影部にも工夫があった。

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「セカチュウ」と同じく、本作も地方ロケーションを敢行。

滋賀県ロケです。

実は、ボクは滋賀県出身なんだけど、滋賀ロケ映画は、それほど多くない。

でもしか、今後は「トリガール」(9月1日公開・弊ブログ後日分析)なんかも出てくるし、

時代劇なんかでは、本編の一部ロケ的には、ケッコーあるのですが…。

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そんな滋賀ロケ映画のベスト・スリーは、順不同ながら、モチ本作。

あとは、「幻の湖」(1982年)か、「偉大なる、しゅららぽん」(2014年)か。

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本作以外の2作や「トリガール」は、滋賀ロケやないと、あかんやろなとこがありましたが、

でもしか、本作は違っていた。

滋賀ロケで、学園もの病系ラブ・ストーリー。

東京ロケでもいけるような、王道恋愛ドラマの滋賀ロケ映画に、ボクは密かに痺れました。

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しかも、Mr.Chirdrenが、主題歌「himawari」を提供するなんて…。

とゆうことで、ボク的には、少し驚きのあった、意外な作品でした。

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