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新作映画分析

  • 映画・音楽分析研究所 所長 宮城正樹
    1→新作含む公開前映画の批評分析を、1日1本を毎日行います。関西発なので、あえて関西弁にて批評いたします。2009年12月11日よりスタートし、5年連続を突破しましたが、2015年5月中旬より、週3~4作更新といたします。厳選した作品分析を、お楽しみください。 2→不定期となりますが、新作映画の出演者・監督・スタッフらのインタヴューや取材記事、CDアルバムやシングルのレコ評、DVD評に、小説・書籍評、各種の分析批評なんぞをいたします。

音楽・小説分析


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2017年5月23日 (火)

「ポエトリーエンジェル」⇒日本映画劇場

1
和歌山ロケ映画の会心作だ

ポエトリー・リーディングが、バトルになる!

http://poetryangel.net/

5月20日の土曜日から、アークエンタテインメントの配給によりまして、ジストシネマ田辺で、5月27日から、シネ・リーブル梅田で、全国順次のロードショー。

本作は、2017年製作の日本映画95分。

文=映画分析研究所 所長 宮城正樹

ⓒ2017 田辺・弁慶映画祭 第10回記念映画プロジェクト

2
地方ロケの日本映画は、これまでにいっぱい出てきていますが、

本作のような、和歌山(田辺市)ロケは稀少であります。

近畿圏なら、圧倒的に京都ロケが一番多く、続いて大阪ロケとゆうカンジなのですが、

和歌山ロケ映画は、ボク的には「紀ノ川」(1966年製作)が最高傑作やろか。

最近では、「ちょき」(2016年・弊ブログ分析済み)とゆう映画もありました。

6
しかも、和歌山の風土や郷愁、観光ノリを、ほとんどカンジさせずに、映画としてのドラマ性に、徹した作りが良かった。

つまり、この映画の舞台が、東京であっても沖縄であっても、ドラマツルギーは変わらないとゆうこと。

つまりは、一般的に誰もが感情移入できる、普遍的なドラマになっているのです。

7
みんなで何かに熱中し、チーム・プレイでガンバろう!とゆう映画は、地方映画でもケッコー多いのですが、

「スウィングガールズ」(2004年)とか「チア☆ダン」(2017年・ブログ分析済み)とか、学園ものが主流の中において、

本作は、少々特異にして、オリジナリティーある設定になっています。

3
ポエトリー・リーディングとゆうのは、個人プレイであり、チーム・プレイとは違います。

また、その種の映画もありましたが、

本作は、それを団体戦にして魅せるとゆう、荒ワザを披露するのです。ビックリしました。

4
本作では、詩のボクシングと称していますが、

なりきり型の熱血入りで、アクショナブルにオリジナル詩を、詠み込んでゆくとゆうスタイル。

まあ、躍動感あるヒップホップ、みたいなカンジでしょうか。

9
そんな詩アクションを学ぶ教室に、主人公(岡山天音)らが参加し、

結局、主人公含む4人(下條アトム、山田真歩、芹澤興人)だけが残り、

でもって、先生(角田晃広)と共に、女子高生チームとの強化試合など、

団体戦に挑むとゆう展開で、ストーリーは進みます。

10
そして、祖父役の下條アトムが、病で倒れたために、代わりに孫娘(武田玲奈)が、参加するとゆう流れ。

岡山天音と武田玲奈の新鮮味と、

鶴見辰吾・下條アトム・美保純らの、シブミかつ自然体が絡み合って、

あと味のいい作品になっています。

5
なりきりトレーニングや妄想トレなど、ユニークな特訓模様も面白かった。

8
バンド・サウンドやピアノ・ソロなど、シーンに合わせたサントラ使いも上手い。

11
妄想好きの岡山天音クンの、あっけらかんと熱血もエエけど、

個人的には、クールでピュアな武田玲奈ちゃんの、アイドル性に魅せられました。

地方映画の定番系のキャラを、共にはずしたようなとこも新鮮だった。

とゆうことで、さわやかな結末が待ってる作品です。

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