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新作映画分析

  • 映画・音楽分析研究所 所長 宮城正樹
    1→新作含む公開前映画の批評分析を、1日1本を毎日行います。関西発なので、あえて関西弁にて批評いたします。2009年12月11日よりスタートし、5年連続を突破しましたが、2015年5月中旬より、週3~4作更新といたします。厳選した作品分析を、お楽しみください。 2→不定期となりますが、新作映画の出演者・監督・スタッフらのインタヴューや取材記事、CDアルバムやシングルのレコ評、DVD評に、小説・書籍評、各種の分析批評なんぞをいたします。

音楽・小説分析


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2017年5月31日 (水)

5月に見た年間マイ・ベストテン候補映画

★日本映画

●STAR SANDー星砂物語ー

(織田梨沙主演/吉岡里帆・三浦貴大・寺島しのぶ・渡辺真起子・石橋蓮司・緑魔子共演/ロジャー・パルバース監督/日本&オーストラリア合作/6月21日より沖縄・桜坂劇場で先行上映・8月4日より東京・ユーロライブほか、全国順次のロードショー)

http://www.star-sand.com

Star
☆外国映画

●ハクソー・リッジ

(アンドリュー・ガーフィールド主演/サム・ワーシントン共演/メル・ギブソン監督/アメリカ&オーストラリア合作/6月24日より全国ロードショー)

http://www.hacksawridge.jp

Photo
●セールスマン

(シャハブ・ホセイニ、タラネ・アリドゥスティ共演/アスガー・ファルハディ監督/イラン&フランス合作/6月10日よりBunkamuraル・シネマほか、全国順次のロードショー)

http://www.thesalesman.jp

Photo_2
●残像

(ボグスワフ・リンダ主演/アンジェイ・ワイダ監督/ポーランド映画/6月10日より岩波ホールほかで、全国順次のロードショー)

http://www.zanzou-movie.com

Photo_3
●今月は、日本映画1本に、外国映画3本。

アメリカ、イラン、ポーランドと、世界各国から、選べたのが妙に嬉しかった。

全ての作品は、公開前に、分析批評する予定ですが、さわり程度といったカンジで、各作品についてゆうてみましょう。

太平洋戦争の沖縄戦を、時代背景にした2作。

日本映画「STAR SAND」と、アメリカ映画「ハクソー・リッジ」。

どちらも、これまでの沖縄戦映画だけでなく、戦争映画の新たな地平を築いた作品でした。

戦場から離れた沖縄の島での、静かなエピソードを捉えた「STAR SAND」は、

黒木和雄監督の戦争三部作の静謐さを、

現代からの視点を挿入しながら、その静けさをさらに倍加させて、反戦映画とした傑作。

その静なるに対して、

沖縄戦の隠れたエピソードを採り上げ、

「プライベート・ライアン」(1998年製作・アメリカ映画)的に、臨場感あふれる戦闘シーンの、動的ダイナミズムで描いた「ハクソー・リッジ」。

この静と動のコントラストもあって、2作共に、強烈な印象を残してくれました。

今年のアカデミー賞外国語映画賞を、監督・女優が出席しない中で受賞した、「セールスマン」。

「セールスマンの死」(1955年・アメリカ)へのオマージュを捧げつつも、

イラン発のヒッチコック的サスペンス映画な作りには、今さらながらに驚かせてくれました。

そして、アンジェイ・ワイダ監督の遺作「残像」。

体制への抵抗節を、最後の最後まで捉えていて、胸が熱くなってしまいました。

とゆうことで、後日のディープな分析をお待ちくだされませ。

(選=映画分析研究所 所長 宮城正樹)

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