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新作映画分析

  • 映画・音楽分析研究所 所長 宮城正樹
    1→新作含む公開前映画の批評分析を、1日1本を毎日行います。関西発なので、あえて関西弁にて批評いたします。2009年12月11日よりスタートし、5年連続を突破しましたが、2015年5月中旬より、週3~4作更新といたします。厳選した作品分析を、お楽しみください。 2→不定期となりますが、新作映画の出演者・監督・スタッフらのインタヴューや取材記事、CDアルバムやシングルのレコ評、DVD評に、小説・書籍評、各種の分析批評なんぞをいたします。

音楽・小説分析


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2017年4月20日 (木)

香港アクション「イップ・マン 継承」

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格闘アクション・シリーズの人気作品だ

ドニー・イェンの独壇場だ

http://gaga.ne.jp/ipman3/

4月22日のサタデーから、ギャガ・プラスの配給によりまして、全国ロードショー。

作は2015年製作の、中国・香港合作映画105分。

文=映画分析評論家・宮城正樹

ⓒ2015 Pegasus Motion Pictures(Hong Kong)Ltd. All Rights Reserved.

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さて、いきなりですが、香港アクション映画シリーズの、

マイ・ベスト&カルト・スリー(各順不同・シリーズ第1弾の製作年を表記)を、申し述べますと…。

●ベスト⇒①燃えよドラゴン(1973年)②酔拳(1978年)③男たちの挽歌(1986年)

●カルト⇒①本作②片腕ドラゴン(1972年)③チャイニーズ・ゴースト・ストーリー(1987年)

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●香港アクションと言えば、本作と同様に、ベスト①②カルト②のように、

身1つによる、バトル・アクションが、基本ラインにあります。

刑事アクションのベスト③や、ワイヤー・アクションを使ったカルト③などもあるけど、

コレは、ボクシングやプロレスなどの、スポーツ格闘ものを除き、香港アクションならではのものであります。

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そして、スター映画としてのフレイバーも、強靭です。

ブルース・リーのベスト①、ジャッキー・チェンのベスト②など。

そして、本作は、ドニー・イェンが主演する、シリーズものの第3弾。

前2作は弊ブログでも分析しましたが、

何はともあれ、ドニー・イェンの激烈なバトルぶりに、

ココロ躍る仕上がりになっています。

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コドモを前にしての、ドニー対11人。

元ボクシングヘビー級王者の、マイク・タイソンとの対決。

槍と包丁を持ってのバトル。

身1つをベースにしつつも、多彩な対決シーンが、クリエイトされ、繰り広げられてまいります。

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この種の映画にありがちな、スローモーションの使い方も、控えめでして、

あくまで、スピードフルに、対決シーンが演出されており、

そのあたりの臨場感描写、リアリティーぶりも、好感を呼びます。

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ドニー・イェン演じるイップ・マンの義侠心、

武術の在り方を語るところなど、

単なるアクション映画を超えた、精神的な描写もまた、良かった。

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サントラ使いや、ダンス・シーンにも注目です。

ブラス・サウンドをバックに、末期がんの女房との、ドニー・イェンのダンス・シーン。

ピアノ、ギター、バイオリン、胡弓などを絡め、

さらにラストロールでは、コーラス入りのオーケストラ・サントラが、

ハリウッド映画ばりに、大仰に披露されてゆきます。

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最後の方で発せられる、「一番大切なのは、傍にいる人だ」

なんてキザなセリフも、妙に愛しい作品でした。

香港で大ヒットしてる、このシリーズ、

まだまだ続くみたいですよ。

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