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新作映画分析

  • 映画・音楽分析研究所 所長 宮城正樹
    1→新作含む公開前映画の批評分析を、1日1本を毎日行います。関西発なので、あえて関西弁にて批評いたします。2009年12月11日よりスタートし、5年連続を突破しましたが、2015年5月中旬より、週3~4作更新といたします。厳選した作品分析を、お楽しみください。 2→不定期となりますが、新作映画の出演者・監督・スタッフらのインタヴューや取材記事、CDアルバムやシングルのレコ評、DVD評に、小説・書籍評、各種の分析批評なんぞをいたします。

音楽・小説分析


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2017年4月28日 (金)

「シチリアの恋」⇒イ・ジュンギ主演中国映画

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韓国流恋愛映画が、中国映画に移植されて…

秘密のある、謎めき恋愛の行方は?

http://www.loveinsicily.net

4月29日の「昭和の日」から、ハークの配給によりまして、シネマート心斎橋で、全国順次のロードショー。

本作は、2016年製作の中国映画100分。

文=映画分析評論家・宮城正樹

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韓国俳優・女優が、ハリウッドを始め、他国の映画に主演・出演する映画は、今や結構なタイトル数になっています。

特に最近は、アジアでも、中国映画への主演が、目立っております。

しかも、韓国の監督も一緒に、とゆう傾向が見られます。

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今年は、ソン・スンホン主演の「第3の愛」(2016年製作・中国映画・弊ブログ分析済み)に続き、

本作の日本公開となりました。

イ・ジュンギ主演でして、

彼の恋のお相手役は、中国の巨匠チャン・イーモウ監督の恋愛映画「サンザシの樹の下で」(2010年・中国・弊ブログ分析済み)で、

ピュアピュアの演技を披露した、チョウ・ドンユイちゃん。

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さてはて、本作は、中国映画にはあんましない、韓国恋愛映画的テイストを盛り込んだ作品。

とゆうか、このタイプは、日本映画でも数多く見られるので、

ある意味では、よくある内容だと、一見、見られがちですが、

但し、ストーリー的流れや、主人公の意図などには、実は、これまでにないものがあるのですよ。

しかも、それが、最後の感動、そしてサプライズを、大きなものにしているのです。

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いきなりのサプライズ、とゆうか、何しろ、映画の最初に、別れのシーンがあるんです。

主人公は突然、ヒロインとの上海の愛の巣を出て、姉のいるシチリアへ帰ってしまいます。

ヒロインは彼の帰りを、ひたすら待ちますが、

3カ月後、彼が事故死したとゆう悲報が届き…。

では、あとは、過去の想い出だけが、映されるのかと思いきや、意外な展開が待っています。

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前半はヒロイン視点、後半は主人公視点とゆう、構成もトリッキーに、

もどかしくも謎めいた、ラブ・ストーリーが紡がれてまいります。

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「最後の一葉」と言えば、オー・ヘンリーの名小説ですが、

「最後の一葉が落ちると、別の景色が見える」とゆう、セリフやメッセージが、本作にあり、大きなポイントになっています。

みなさん、「最後の一葉」を思い出してみてください。

あの小説とシンクロするところが、実は本作にもあるのですよ

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誠実なイ・ジュンギと、強気なとこもあるけど、彼が出ていったあとは、脆く弱々しくなる、チョウ・ドンユイの組み合わせは、

映画が後半に向かうにつれ、ドラマティックな効果を呼びます。

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過去シーンで、2人が突然ミュージカルしたり、

ピアノ・室内弦楽などのサントラを、ブルージーにメランコリーに流したりと、

シーンに合わせた音楽使いも、良かったです。

ラストロールで流れ来る、イ・ジュンギの、自らのシンガー・ソングライティングによる、キャッチーなバラードも、胸を打たれました。

とゆうことで、ゴールデンウイークに、カップルで見るにふさわしい、ロマンティック・ラブ・ストーリーです。

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