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新作映画分析

  • 映画・音楽分析研究所 所長 宮城正樹
    1→新作含む公開前映画の批評分析を、1日1本を毎日行います。関西発なので、あえて関西弁にて批評いたします。2009年12月11日よりスタートし、5年連続を突破しましたが、2015年5月中旬より、週3~4作更新といたします。厳選した作品分析を、お楽しみください。 2→不定期となりますが、新作映画の出演者・監督・スタッフらのインタヴューや取材記事、CDアルバムやシングルのレコ評、DVD評に、小説・書籍評、各種の分析批評なんぞをいたします。

音楽・小説分析


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2017年4月23日 (日)

「3月のライオン[後編]」⇒日曜邦画劇場

1
将棋士人情ドラマの傑作だ

家族ドラマから友情まで、キズナを紡ぐ

http://3lion-movie.com

4月22日の土曜日から、東宝とアスミック・エースの配給によりまして、全国ロードショー。

文=映画分析研究所 所長 宮城正樹

ⓒ2017 映画「3月のライオン」製作委員会

2
前編を見た方には、分かるかとは思いますが、

主人公(神木隆之介=写真上から3枚目まで)が関わる、3つの人間関係が、

後編では、どおゆう着地を見せるのかが、大きなポイントであります。

3
3つの人間関係とは、まず、

①将棋界(写真上から10~13枚目)。

続いて、②交流する家族(写真上から6~9枚目)。

そして、③両親亡きあと、養われていた家の人たち(4・5枚目)。

4
後編は、もちろん、①での対決ぶりが、前編と同様に、重要ではあるのですが、

②の人間関係とキズナが、かなりとクローズアップされます。

学校でいじめに遭う、清原里耶との淡い恋の行方、

彼女の父・伊勢谷友介との敵対など、

緊迫した家族関係に、赤の他人の主人公が介入して、

とんでもないことになってまいります。

13
前編でギスギスしてた、③義姉役・有村架純との関係性は、一体どうなるのか。

義父役・豊川悦司とは?

10
そして、①の名人・加瀬亮との対局は、大いなる見どころでありましょう。

それ以外の対局シーンも、静かながらも、ハラドキの展開が待っています。

5
さてはて、主人公の神木以上に、多彩な演技陣の人情節に、グッときます。

特に、倉科カナは特注でしょう。

7
一方で、プロ棋士たちの、勝負に挑むクールさが、人情節に対比されるように描かれます。

こちらは、加瀬亮の、クールイズムが特注。

11
メイクアップで太った染谷将太と、主人公の友情部も、見逃せません。

6
前編のラストロールで流れる主題歌は、スローなヒップホップでしたが、

後編では、アコースティックな、ほのぼのポップスになっています。

この違いも、じっくり噛みしめてみてください。

8
本作を撮った、大友啓史監督。

ミステリーから時代劇まで、多彩なエンタを、クリエイトしてきましたが、

本作もまた、独特な青春映画ながら、大作感ある娯楽作に仕上げています。

12
かつての棋士の、ヒューマン・ドラマ映画にはなかった新機軸が、

そこはかとなく、カンジられる本作。

それはおそらく、家族ドラマ性を始め、

人情・キズナが濃厚に、描き込まれているからでありましょう。

9
これまでにないような、コミック原作実写映画の在り様に、ぜひとも魅せられてください。

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