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新作映画分析

  • 映画・音楽分析研究所 所長 宮城正樹
    1→新作含む公開前映画の批評分析を、1日1本を毎日行います。関西発なので、あえて関西弁にて批評いたします。2009年12月11日よりスタートし、5年連続を突破しましたが、2015年5月中旬より、週3~4作更新といたします。厳選した作品分析を、お楽しみください。 2→不定期となりますが、新作映画の出演者・監督・スタッフらのインタヴューや取材記事、CDアルバムやシングルのレコ評、DVD評に、小説・書籍評、各種の分析批評なんぞをいたします。

音楽・小説分析


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2017年3月16日 (木)

イタリア映画「おとなの事情」

1
室内劇映画・群像劇映画の快作だ

7人組に、こだわったとこも面白い

http://otonano-jijyou.com/

3月18日の土曜日から、アンプラグドの配給によりまして、新宿シネマカリテほか、全国順次のロードショー。

本作は、2016年製作の、イタリア映画96分。

文=映画分析評論家・宮城正樹

いきなりやけど、室内劇映画の、マイ・ベスト&カルト・スリー(各順不同)をば、思いつくままに披露いたしますと…。

●ベスト⇒①十二人の怒れる男(1957年製作・アメリカ映画・モノクロ)②抵抗(1956年・フランス・モノクロ)③エイリアン(1979年・アメリカ)

●カルト⇒①本作②8人の女たち(2002年・フランス)③12人の優しい日本人(1991年・日本)

2
●室内劇とゆうても、イロイロあります。

裁判所のベスト①カルト③、刑務所のベスト②、宇宙船内のベスト③。

そして、真の意味での、家屋の室内劇となった、本作とベスト②。

さらに、室内劇とは申せ、多彩なジャンル作があるんやなー、ちゅうとこに驚かされましたがな。

ミステリーのベスト①、サスペンスのベスト②、SFのベスト③、ミュージカルのカルト②、コメディのカルト③。

そして、本作は、ロバート・アルトマン監督的な、群像劇となりました。

3
さらに、本作は、「七人の侍」(1954年・日本)から始まった、“7人”とゆうとこに、こだわった作品となりました。

幼なじみとゆう、夫婦3組と1人の独り者の、7人とゆう設定だす。

そんな7人が、スマートフォンとゆう、21世紀的ツールを、ある種の狂言回し的小道具にしもって、

人間関係のイロイロを、あぶり出してゆくナンチュー、トンデモ・ユニークな、室内劇となっておます。

5
21世紀のイタリア男優・女優たちの、室内劇的な心理の綾を織りなすところの、

見事な演技力をば、魅せてもらえるような、快作となっておりま。

21世紀のイタリア映画の、真骨頂を見せてくれはるんだす。

4
トランペットなどのサントラ使いも、巧妙さを極めています。

ぜひとも、みなはん、映画館へ見に行ってくだされ。

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