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新作映画分析

  • 映画・音楽分析研究所 所長 宮城正樹
    1→新作含む公開前映画の批評分析を、1日1本を毎日行います。関西発なので、あえて関西弁にて批評いたします。2009年12月11日よりスタートし、5年連続を突破しましたが、2015年5月中旬より、週3~4作更新といたします。厳選した作品分析を、お楽しみください。 2→不定期となりますが、新作映画の出演者・監督・スタッフらのインタヴューや取材記事、CDアルバムやシングルのレコ評、DVD評に、小説・書籍評、各種の分析批評なんぞをいたします。

音楽・小説分析


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2017年1月24日 (火)

「マグニフィセント・セブン」

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アメリカン西部劇は今?

黒澤明アクションは今?

http://www.Magnificent7.jp

1月27日のフライデーから、ソニー・ピクチャーズの配給により、全国ロードショー。

本作は、2016年製作の、アメリカ映画2時間13分。

文=映画分析評論家・宮城正樹

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日本が世界に誇る、黒澤明監督の、「荒野の七人」(1960年製作・アメリカ映画)に続く、

「七人の侍」(1954年)の2度目の、ハリウッド・リメイク作品です。

とゆうことで、黒澤作品のリメイク作品、原案作品、もしくは黒澤作品に影響を、大いに受けた作品の、

マイ・ベスト&カルト作品(各順不同)を、披露してみますと…。

●ベスト⇒①スター・ウォーズ(1977年・アメリカ・以降の引用は指定以外は、黒澤作品以外は、全てアメリカ映画)②荒野の用心棒(1964年・イタリア&西ドイツ&スペイン)③暴走機関車(1985年)

●カルト⇒①本作②荒野の七人③アンストッパブル(2011年)

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●ハリウッドでの黒澤明シンドロームは、

1970年代に、スピルバーグ、コッポラ、ルーカス監督らの、トリビュートを始めとして、今もなお、綿々と続いています。

シリーズ第1弾のベスト①は、リメイクではないですが、

黒澤明「隠し砦の三悪人」(1958年)の設定を、応用し活かした点で、今もなお伝説です。

「用心棒」(1961年)のリメイクのベスト②。

ハリウッド監督で、日本の評論家受けの最も高い、クリント・イーストウッドの、俳優としての出世作。

黒澤明原案のベスト③は、カルト③のリメイクも作ったし、

「スピード」(1994年)などへも、影響を与えた作品。

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そして、クロサワの最高傑作と言われる「七人の侍」の、第1弾リメイクのカルト②と、2度目の本作。

黒澤アクションが、アメリカの伝統劇映画・西部劇ウエスタンに、メッチャ似合うことを、大いに提示した作品ですが、

本作は、技術向上した21世紀の、映画的アクションを施して、

カルト②がおとなし過ぎるやん、と思えるくらいの、過激な作品になっております。

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でもしか、西部劇と言えば、今はハリウッドでは、あんまし手を出さない、ジャンルになっていますが、

本作は、そんなことをすっかり忘れさせてくれる、トンデモ・ハードな銃撃アクションになっています。

モチ「七人の侍」は、銃撃戦ではなく、騎馬戦、剣戟が主でしたが、

剣が銃になると、さらに迫力・臨場感を増すことが、明白とゆうことが、よおく分かります。

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圧制に対する住民の反抗、そのサポートをする七人とゆう構図の中で、

黒澤ヒロイズムが、カルト③で主演もした、デンゼル・ワシントンをメインに、バクハツしてまいります。

黒人、メキシコ人、韓国人(イ・ビョンホン)など、「七人の侍」の多彩なキャラを、得意ワザだけでなく披露。

異彩を放っていますし、何はともあれ、

ライマックスのアクションは、ドトウの銃撃戦の連続で、スクリーンに釘付けとなることでしょう。

黒澤アクションは、ハリウッドでも今も健在や~、

それを改めて思い知らされた、アクション大作でした。

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