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新作映画分析

  • 映画・音楽分析研究所 所長 宮城正樹
    1→新作含む公開前映画の批評分析を、1日1本を毎日行います。関西発なので、あえて関西弁にて批評いたします。2009年12月11日よりスタートし、5年連続を突破しましたが、2015年5月中旬より、週3~4作更新といたします。厳選した作品分析を、お楽しみください。 2→不定期となりますが、新作映画の出演者・監督・スタッフらのインタヴューや取材記事、CDアルバムやシングルのレコ評、DVD評に、小説・書籍評、各種の分析批評なんぞをいたします。

音楽・小説分析


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2017年1月26日 (木)

「ドクター・ストレンジ」

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「アベンジャーズ」シリーズのスピンオフ映画

「インセプション」チックな、VFX使いがスゴイ

http://Marvel-japan.jp/Dr-strange

1月27日のフライデーから、ディズニーの配給によりまして、3D&2D同時公開で、全国各地イッセーのロードショー。

本作は、2016年製作の、アメリカ映画115分。

文=映画分析研究所 所長 宮城正樹

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ⓒ2016 Marvel. All Rights Reserved.

何はともあれ、VFX、エフェクト、CGなど、

トンデモ特撮ぶりの、新たな次元に、驚かされた作品でした。

街そのものを歪ませ、その中で対決させるとゆう作りは、

例えば、「インセプション」(2010年製作・アメリカ映画・弊ブログ分析済み)などでも、使われていましたが、

本作はそのさらに向こうへと、進化したものです。

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ボク的には、約5シークエンスで驚かされました。

①冒頭で披露される、街を歪ませ、ビルの横壁での対決。

床をはずし続けて、何とも言えない、スリリングかつハットトリックで、スピードフルな、アクション対決シーンです。

②そのロング・バージョン。

クライマックスの1つだと言えましょう。

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③病院内での、ドクター・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)の、亡霊風透明対決。

こおゆう対決は、過去の映画にもあったかもしれませんが、その流れや展開、設定に、異彩と新味をカンジました。

④魔術師役の、ティルダ・スゥイントンが、ドクター・ストレンジに、異世界を見せるシーン。

前へ前へと進む、色彩豊かな、異次元空間のさまよい。

「2001年宇宙の旅」(1968年・アメリカ)の、クライマックス・シーンを、ボクは思い出しました。

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⑤香港でのクライマックス・シーン。

ドクター・ストレンジが、マントを使って、元へ戻せる能力を駆使して、元へ戻していく、時間逆行のハットトリック。

そんな逆行の中で、バーサスが展開するとゆう、時空間対決の新たな造形。

「インセプション」でもあったけど、こちらは、時間軸の狭間とゆう点を強調した、詳細でリアルな作りになっています。

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さてはて、イントロでは、主人公の天才外科医ぶりを示して、

その直後、車を思いっきり飛ばして、事故って大ケガを負うシーンがあります。

奇跡的に生き残った主人公ですが、手が思うようにいかずに、手術ができないことを知ります。

でもしか、「ロボコップ」(1987年・アメリカ)的に復帰しようと、

必死のパッチのリハビリを、やり続けるのですが、うまくいかず、

彼女(レイチェル・マクアダムス)に当たって、仲違いしてしまいます。

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1人になってしまった主人公。

同じくリハビリしてた同僚が、元通りになったことを知った主人公は、

その方法論を聞いて、ネパールの魔術師のとこへ。

ヒーロー、ドクター・ストレンジへの道を、歩んでゆくのでありました。

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主人公役の、ベネディクト・カンバーバッチと言えば、

祖国イギリスでは、高視聴率テレビドラマの、主演に扮して、国民的俳優になっている方です。

なるほど、本作を見ても、その逆境をハネ返すような、粘り込みと執念の演技は、

日本でも国民的好感を、呼ぶような演技性でしょう。

「アベンジャーズ」シリーズの、スピンオフとは申せ、

スピンオフから、大化けシリーズになるような、ヒロイズム的魅力に満ちた快作でした。

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