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新作映画分析

  • 映画・音楽分析研究所 所長 宮城正樹
    1→新作含む公開前映画の批評分析を、1日1本を毎日行います。関西発なので、あえて関西弁にて批評いたします。2009年12月11日よりスタートし、5年連続を突破しましたが、2015年5月中旬より、週3~4作更新といたします。厳選した作品分析を、お楽しみください。 2→不定期となりますが、新作映画の出演者・監督・スタッフらのインタヴューや取材記事、CDアルバムやシングルのレコ評、DVD評に、小説・書籍評、各種の分析批評なんぞをいたします。

音楽・小説分析


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2016年12月29日 (木)

外国映画マイ年間ベストテン

ヒロイズム映画こそ、この時代に必要なのだぁ~

上位4作はリアリティーある、ヒーロー映画の傑作

①レヴェナント:蘇えりし者(レオナルド・ディカプリオ主演/アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督/アメリカ)

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②ディーパンの闘い(カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞/フランス)

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③ハドソン川の奇跡(トム・ハンクス主演/クリント・イーストウッド監督/アメリカ)

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④スポットライト 世紀のスクープ(アカデミー賞作品賞受賞/アメリカ)

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⑤父を探して(アニメ/ブラジル)

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⑥ヘイトフル・エイト(クエンティン・タランティーノ監督/アメリカ)

⑦11ミニッツ(イエジー・スコリモフスキー監督/ポーランド)

⑧暗殺(チョン・ジヒョン主演/韓国)

⑨灼熱(クロアチア)

⑩ジュリエッタ(ペドロ・アルモドヴァル監督/スペイン)

次点:ヒトラーの忘れもの(デンマーク・ドイツ合作)

●洋画の興行収入が、今年も今イチピリッとしませんでした。

特に、ハリウッド映画の凋落は、目を覆うものがあった。

数年前から、アニメとシリーズもの以外、売れなくなってきていますし、アカデミー賞ゲット作品が今一つふるわない。

けども、ボクは、そういう状況とは関係なしに、往年のハリウッド映画にあった、勧善懲悪なヒロイズム映画の精神を持った映画に、惹きつけられました。

ヒーローが登場するようなシリーズものではなく、むしろリアリティーのある、現実的なヒーローものに魅せられました。

また、ヒーローのいない今だからこそ、そういう映画に感情移入して、ハマッてしまうのかもしれません。

①は、レオナルド・ディカプリオの、サバイバルと執念に恐れ入りました。

それは「タイタニック」(1997年・アメリカ)を超える激越演技でした。

しかも、実話がベースになっているとは恐れ入った。

③④も実話です。

③はトム・ハンクス、④は悪を駆逐せんとする、記者たちの群像ヒロイズム。共にグッときました。

そして、ヨーロッパ映画では、疑似家族を守る戦いをする、主人公の②にまず酔い、

八ットトリッキーな群像劇⑦、ヒロイン映画の熟成を示す⑩など、多彩に魅せてくれました。

タランティーノらしさを示す、西部劇調の犯人探しなミステリー⑥、

チョン・ジヒョンの男まさりのアクションが、バクハツする⑧なども、印象深い仕上がりです。

(選=映画分析研究所 所長 宮城正樹)

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