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新作映画分析

  • 映画・音楽分析研究所 所長 宮城正樹
    1→新作含む公開前映画の批評分析を、1日1本を毎日行います。関西発なので、あえて関西弁にて批評いたします。2009年12月11日よりスタートし、5年連続を突破しましたが、2015年5月中旬より、週3~4作更新といたします。厳選した作品分析を、お楽しみください。 2→不定期となりますが、新作映画の出演者・監督・スタッフらのインタヴューや取材記事、CDアルバムやシングルのレコ評、DVD評に、小説・書籍評、各種の分析批評なんぞをいたします。

音楽・小説分析


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2016年12月30日 (金)

日本映画マイ年間ベストテン

ミステリー映画に、魅せられ続けて…

「君の名は。」も、SFミステリーの革新的傑作だ

①怒り(妻夫木聡・渡辺謙・宮崎あおい出演/李相日監督)

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②淵に立つ(浅野忠信主演/深田晃司監督)

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③この世界の片隅に(声優:のん)

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④君の名は。(新海誠監督)

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⑤オーバー・フェンス(オダギリジョー・蒼井優主演/山下敦弘監督)

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⑥いしぶみ(綾瀬はるか出演/是枝裕和監督)

⑦エヴェレスト(阿部寛・岡田准一主演/平山秀幸監督)

⑧ディストクション・ベイビーズ(柳樂優弥主演)

⑨湯をわかすほどの熱い愛(宮沢りえ主演)

⑩だれかの木琴(常盤貴子主演/東陽一監督)

次点:永い言い訳(本木雅弘主演/西川美和監督)

●映画の出来を判断する評論家的視点は、持ち続けたいとは思っているのですが、

全く個人的な嗜好としては、何やらボクはミステリー映画に、魅せられる習性があります。

極楽エンタやラブ・ストーリーや、ヒューマン・ドラマなどにも、モチ感動的で映画的な傑作はあるのですが、

今年はミステリー度の高さを、重視して選びました。

ちなみに、ヒットした「64(ロクヨン)」は、原作が余りにも凄すぎて、つい選から漏らしてしまいました。

③⑤⑥⑨は、ミステリー・タッチはほとんどありませんが、

蒼井優⑤宮沢りえ⑨の、素晴らしい演技に魅せられたり、

大ヒットした④は別にして、アニメの歴史的傑作だと確信した③、

広島原爆ドキュのこれまた歴史的作品⑥は、

映画評論家としては、個人のベストとはいえ、とても外すことはできませんでした。

さてはて、ミステリーの新味に魅せられた点について言いますと…。

オムニバスな群像劇調で、一体犯人は誰なのかに食い入った①は、

そのスタイルといい、伏線の張り方といい、ミステリー映画のお手本的な傑作でした。

謎めいた男とその行方を、ガクガク震えながら見た②。

過去の大事件をいかに回避し、そして、生き残った愛する人と、主人公はどう再会するのか、前代未聞のテーマを、

ハラドキの連続で魅せた④は、アニメながら、

SFミステリーの最上級とも言える、ハットトリックがありました。

クライマーの謎に迫る⑦、

逃亡劇調ながら、ピカレスクな主人公の行動心理に迫る⑧、

片や、人妻ヒロインの行動心理の、謎を追求する⑩など、

登場人物の謎を追う映画も良かったです。

(選=映画分析研究所 所長 宮城正樹)

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