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新作映画分析

  • 映画・音楽分析研究所 所長 宮城正樹
    1→新作含む公開前映画の批評分析を、1日1本を毎日行います。関西発なので、あえて関西弁にて批評いたします。2009年12月11日よりスタートし、5年連続を突破しましたが、2015年5月中旬より、週3~4作更新といたします。厳選した作品分析を、お楽しみください。 2→不定期となりますが、新作映画の出演者・監督・スタッフらのインタヴューや取材記事、CDアルバムやシングルのレコ評、DVD評に、小説・書籍評、各種の分析批評なんぞをいたします。

音楽・小説分析


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2016年11月25日 (金)

「ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気」

1
実話ベースの、同性愛ラブ・ストーリーの行方

ジュリアン・ムーアとエレン・ペイジの愛だ

http://www.handsoflove.jp

11月26日のサタデーから、松竹の配給で、全国順次ロードショー。

本作は2015年製作の、アメリカ映画103分。

文=映画分析研究所 所長 宮城正樹

2

ⓒ2015 Freeheld Movie, LLC. All Rights Reserved.

同性愛映画です。いわゆる、男同士のゲイ、女同士のレズ。

ボク的には、これまでに、何やら避けてきたタイプの映画なのですが、

一方で、ゲイやレズの人がソロで出て、イロイロやってくれる映画は、ケッコー見てきました。

それが、愛が恋がどうちゃらになってまうと、個人的には、ウーンとなってまうとこがありました。

4
同性愛映画は「ゲイ&レズ映画祭」が、開催されるくらいやから、これまでにケッコーな数の、タイトル数があります。

そんな中でも、レズよりゲイを取り上げた作品の方が、多いように思えるんやけど、

でもしか、無謀にも、レズ系マイ・ベスト・スリー(各順不同)を、披露してみますと…。

ゲイ・レズ関わらずの、同性愛映画総合マイ・ベスト&カルトは、

後日分析予定の「ストーンウォール」(12月24日公開)のとこでやってみます。

7
①本作②アデル、ブルーは熱い色(2013年製作・フランス映画・弊ブログ分析済み)③キャロル(2015年・アメリカ・ブログ分析済み)

●全て2010年代製作の、作品になってしまいましたが、

女の友情ものの名作は、それまでにあったものの、

レズものとなると、ボクの見逃しも、だいぶとあるかもしれへんけど、

最近になってチビチビ、出てきたような気もするんやけど…。

8
セックス・シーンが強烈やった②、レズの恋の駆け引きを、男を絡めて描いた③。

レズ系映画そのものを、ほとんど見ていないボク的には、良く言えば、全てが新鮮に見えてしまうんやけど、

本作のような実話をベースにして、レズの人間的権利まで踏み込んだ映画は、

まあ、かつてないもんやないやろか。と、思うんやけど…。

5
攻撃的な女刑事役の、ジュリアン・ムーアが、レズやったとゆう、おいおいなサプライズ設定が、本作の序盤にあります。

ほんで、エレン・ペイジと恋仲になって…。

ベッドシーンなんかもあるけども、むしろ淡泊な作りで、

でもって、2人の結婚までは、それなりにスムーズに進みまして…。

でもしか、ムーアが末期ガンになってしもて、

ムーアが死んだ時に、2人の愛の巣・自宅をどうするのかとなり…。

6
ムーアの相棒刑事のマイケル・シャノンや、同性愛運動家のスティーヴ・カレルなど、

男たちとの関わりもあって、ドラマはそれなりに面白味を増します。

そして、訴えのシーンでは、エイズ裁判を描いた、「フィラデルフィア」(1993年・アメリカ)級の、逼迫度も見せつつ、2人の愛は…。

3
バイオリンをメインに据えた、音楽監督の巨匠ハンス・ジマーのサントラや、

ラストロールで流れる、マイリー・サイラスのメロディアス・バラードなど、ドラマティックやその余韻ぶりは、メッチャ良かったです。

さてはて、同性愛映画でも、レズ愛映画は、ボクの急所やと思うけど、

病気などの定番のパターンが、少し気にはなりましたが、

最後まで緊張感をもって、見られた映画でした。

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