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新作映画分析

  • 映画・音楽分析研究所 所長 宮城正樹
    1→新作含む公開前映画の批評分析を、1日1本を毎日行います。関西発なので、あえて関西弁にて批評いたします。2009年12月11日よりスタートし、5年連続を突破しましたが、2015年5月中旬より、週3~4作更新といたします。厳選した作品分析を、お楽しみください。 2→不定期となりますが、新作映画の出演者・監督・スタッフらのインタヴューや取材記事、CDアルバムやシングルのレコ評、DVD評に、小説・書籍評、各種の分析批評なんぞをいたします。

音楽・小説分析


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2016年11月18日 (金)

韓国映画「造られた殺人」

1
報道記者が主人公の、ハラドキのテレビ局サスペンス

「ネットワーク」に通じる、ブラック・ユーモアなテイストだ

http://www.satsujin-scoop.com

11月19日のサタデーから、クロックワークスの配給により、シネマート新宿、シネマート心斎橋やらで、全国順次のロードショー。

本作は、2015年製作の韓国映画125分。

文=映画分析評論家・宮城正樹

ⓒ2015 LOTTE ENTERTAINMENT All Rights Reserved.

高視聴率を狙うテレビ局絡みの、サスペンス・ミステリーです。

最近では、中井貴一主演「グッドモーニングショー」(2016年製作・日本・弊ブログ分析済み)や、

ジョージ・クルーニー主演「マネーモンスター」(2015年・アメリカ・ブログ分析済み)などがありますが、

それらはキャスターが主人公でした。

しかし、本作は報道記者(チョ・ジョンソク)が主人公です。

記者のスクープにまつわるものといえば、やはり新聞や出版社の雑誌が定番で、テレビ局とゆうのは、そうそうありません。

そして、描かれてる殺人ですが、7人もの連続カップル殺人事件の、無差別殺人とゆう、現代的な事件を採り上げています。

2
さてはて、主人公は情報提供者によって、大スクープをものしはります。

でもしか、それが誤報だったことを知り、そのことをテレビ局や周囲に黙っていたんやけど、

高視聴率にご機嫌な、報道局の女上司から、続報取材を命じられ、

一方、警察からは、事件に関係しとるんやないかと疑われます。

そこで、主人公は誤報スクープを糊塗するため、テレビ局へ犯人からの手紙を、でっち上げて送りつけるんです。

そして、そこで書いたことが、現実に起こってしまい、さらにさらに主人公は、窮地に立たされてゆきます。

そうこうするうちに、真犯人が主人公に接触してきて…。

警察陣やテレビ局に、ややリアリティーのない、ブラック・ユーモアな展開ながらも、

力ワザとも言える強引さで、グイグイとハラドキのままで、最後まで魅せてくれはりました。

3
この種の映画では、マイ・ナンバーワンの名作「ネットワーク」(1976年・アメリカ)なども、

ある意味では、シニカルでブラック・ユーモアなテイストが、大いなる見どころでもありました。

また、オンエア生中継を通して描く、テレビ局サスペンスが多い中において、

変節系ながらも、オリジナリティーを追求しようとする姿勢には、好感を覚えます。

とゆうことで、韓国映画サスペンスは、他国のサスペンス映画とは、ひと味違っとります。

そのあたりを、じっくり味わってみてください。

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