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新作映画分析

  • 映画・音楽分析研究所 所長 宮城正樹
    1→新作含む公開前映画の批評分析を、1日1本を毎日行います。関西発なので、あえて関西弁にて批評いたします。2009年12月11日よりスタートし、5年連続を突破しましたが、2015年5月中旬より、週3~4作更新といたします。厳選した作品分析を、お楽しみください。 2→不定期となりますが、新作映画の出演者・監督・スタッフらのインタヴューや取材記事、CDアルバムやシングルのレコ評、DVD評に、小説・書籍評、各種の分析批評なんぞをいたします。

音楽・小説分析


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2016年9月24日 (土)

「泣き虫ピエロの結婚式」⇒週末日本映画劇場

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志田未来主演の、泣ける系純愛ラブ・ストーリー

あんましない、男がビョーキ系の純愛もの

http://www.nakimushi-pierrot.jp

9月24日の土曜日から、スールキートスの配給によりまして、シネマート心斎橋やらで、全国順グリのロードショー。

文=映画分析研究所 所長 宮城正樹

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ⓒ2016映画『泣き虫ピエロの結婚式』製作委員会

本作は、ビョーキ系の泣ける、純愛ラブ・ストーリーだす。

その場合、男女のどっちがビョーキの方が、泣きやすいやろか。

振り返ってみますと、日本映画では、

「野菊の如き君なりき」(1955年製作)、「愛と死をみつめて」(1964年)、「世界の中心で、愛をさけぶ」(2004年)など、

女がビョーキの方が多うおます。

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ほな、男がビョーキやった場合は、泣けへんのかちゅうたら、本作を見るにつけ、そないなことはあらしまへん。

ちゅうか、この種の映画は、映画の出来は別にして、

アイドル映画性としての側面が、機能しとる場合がよく見受けられます。

さらに、主に若手の男優・女優がメインなんで、

ヒットさせるためには、よりアイドル性が求められると、言えるんやないやろか。

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女優の主演は、志田未来ちゃんや。

おそらく、初めての前向き・元気系の演技にして、

それでいて彼のビョーキを知って以降は、泣かせる系を、演じるんやから、

ある意味では、演技ハードルは高かったハズどす。

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まずは、ピエロ・クラウンを目指し、みんなの幸せは、自分の幸せと考えるヒロインを、好感ある演技で魅せはります。

付き合いを拒否する主人公(竜星涼)を、泣きながら追っていって、しがみつくシーンや、

主人公の死に泣くシーンなど、

観客の泣きを誘発するところでも、ポジティブとの対比というより、ポジティブのままに、演じてはるような気がしました。

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週に3日も通院して、透析を受けへんといかん、ビョーキの主人公役の竜星涼クン。

その苦悩ぶりを、単に笑わないとゆうだけやなく、

志田未来ちゃんとの付き合いの中で、ゆっくり見せてゆくのんが良かった。

前向きなセリフを言うよりも、暗いナーバスな演技の方が、うまいと思います。

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未来ちゃんの友達役の新木優子にも、柔和なアイドル性をカンジましたやろか。

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さてはて、最近はそうでもないんやけど、かつてはケッコーあった泣ける臨終シーン。

それが、本作では、ストレートに描かれとります。

お涙ちょうだい映画の定番やんと、思われる方もいるやもしれませんが、

ボクはむしろそういうシーンを、見るのが久しぶりどして、妙に新鮮味をカンジた次第だす。

4
ほんでもって、実話をベースにした映画でもあるんで、

説得力ある泣ける映画やと、ボクは思います。

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