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新作映画分析

  • 映画・音楽分析研究所 所長 宮城正樹
    1→新作含む公開前映画の批評分析を、1日1本を毎日行います。関西発なので、あえて関西弁にて批評いたします。2009年12月11日よりスタートし、5年連続を突破しましたが、2015年5月中旬より、週3~4作更新といたします。厳選した作品分析を、お楽しみください。 2→不定期となりますが、新作映画の出演者・監督・スタッフらのインタヴューや取材記事、CDアルバムやシングルのレコ評、DVD評に、小説・書籍評、各種の分析批評なんぞをいたします。

音楽・小説分析


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2016年9月29日 (木)

「はじまりはヒップホップ」⇒音楽映画3

1
若者カルチャー「ヒップホップ」へ、シニアからのカウンターカルチャーや~

シニア群像ドキュメンタリーの、究極の元気印映画や~

http://hajimari-hiphop.jp

10月1日のサタデーから、ポニーキャニオンの配給によりまして、

シネマート心斎橋やらで、また、11月19日から京都シネマやらで、全国順次のロードショー。

本作は、2014年製作のニュージーランド映画94分。

2
ⓒ2014 Rise And Shine World Sales/

シニア映画の歴代ベスト&カルトなんてやれば、

定番的には「老人と海」(1958年製作・アメリカ映画)なんかが、ベストに必ず入り…ナンチューことになるやろし、

ボクのマイ・ベス・カルも、かつて弊ブログで披露したけども、

何はともあれ、今年はカルトの方で、トンデモないのんを、この数カ月の間に、2本も見られましたがな。

1本はドラマ映画の邦画「オケ老人!」(後日分析)。

でもって、もう1本が本作どす。

6
本作のカルトのポイントは、老人らしからぬ、メッチャな行動に出はる点でおます。

それも予想を、はるかに超えたとこにあるんだす。

アメリカのブラック・ミュージックとして、誕生した若者音楽ヒップホップに、老人たちが挑むやなんて…。

まあ、考えられまへん。ロックなんかに挑むシニアはいたけども、このヒップホップは、完全に想定外でおました。

3
ダンス・ミュージックの一つに、数えられるヒップホップやけど、でもしか、そんなに派手なダンスをするわけでもなく、

聞き惚れるボーカルを披露するよりも、ラップ・ライムはツイート的やし、

いかにも老人に向いてる、音楽のようにも思われます。

ほんで、そんな思いを具現化した、というよりドキュメンタリーなんで、現実に実現した映画なんでおますよ。

4
ニュージーランドのシニアたちの話どして、最年長は96歳。

元オペレッタの歌手から、障害者、障害を克服した方まで、後期高齢者らしいハンデを、背負いつつも、

ドキュメンタリーらしく、彼ら彼女らのインタビューを入れつつ、

練習風景シーン、それぞれの群像ドラマ的事情や物語が、展開してまいります。

5
クライスト・チャーチの地震に被災したとゆう、老人好きの若き女性コーチの姿も、

老人たちを際立たせる、名サポーターぶりを示さはります。

でもって、アメリカ・ラスベガスで行われる、ヒップホップの世界最大の大会に、なんとまあ~出場しはるんでおます。

クライマックスはモチ、その模様どして、デッカイ感動が待ち受けとりますよ。

7
ドキュメンタリーながら、サクセス・ストーリーとしての心地よさ。

また、音楽ドキュ映画としての意外性。

特に、音楽ドキュとしては、映画の出来は別にして、かつてない仕様でおましょうか。

いずれにしましても、素直に見て、素直に感動できる1本でした。

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