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新作映画分析

  • 映画・音楽分析研究所 所長 宮城正樹
    1→新作含む公開前映画の批評分析を、1日1本を毎日行います。関西発なので、あえて関西弁にて批評いたします。2009年12月11日よりスタートし、5年連続を突破しましたが、2015年5月中旬より、週3~4作更新といたします。厳選した作品分析を、お楽しみください。 2→不定期となりますが、新作映画の出演者・監督・スタッフらのインタヴューや取材記事、CDアルバムやシングルのレコ評、DVD評に、小説・書籍評、各種の分析批評なんぞをいたします。

音楽・小説分析


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2014年12月30日 (火)

2014年ドキュ・ベストテン

洋画・邦画を併せたドキュメンタリー映画の、マイ・ベストテンどす

先鋭的斬新なドキュの在り方が、進行形でおます

選者=映画分析評論家・宮城正樹

①リヴァイアサン

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②ネイチャー

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③ローマ環状線

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④大いなる沈黙へ

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⑤イラク チグリスに浮かぶ平和

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⑥収容病棟

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⑦革命の子どもたち

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⑧アクト・オブ・キリング

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⑨物語る私たち

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⑩ジプシーフラメンコ

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次点:⑪ROOM237

237
●全て弊ブログで分析しとりますんで、各作品の詳細は、弊ブログでご覧ください。

さて、ひと口にドキュメンタリー映画ちゅうても、実に多彩な切り口と描き方があります。

関係者へのインタビュー、現状を撮り続け、組み合わせてナレーション入りで、モンタージュ(編集)すれば、とゆう使い古された手法を、どうオリジナリティーなものにするのか。

そんなとこを、ボクは大真面目にドキュに見ようとするんやけど、そういうなんを大いに外してくれはる映画が、時おりありまんねん。

ジャンル的にマイ・ベストを見てみますと、ネイチャー・ドキュの①②、群像ドキュの③④⑥、

いわば古くから言われとる、社会派の問題ドキュに入る⑤⑦⑧、

ほんで、セレブのプライベート・タッチ⑨や、故セレブの作品性や人間性を描く⑪。

そして、音楽ドキュ・ダンス・ドキュになる⑩。

日本製のドキュは⑤だけで、あとは洋画ドキュどす。

ハリウッド大手の、ユニバーサル製作となった②こそ、大手の映画会社が作る、ネイチャー・ドキュのスタイルを踏襲しつつも、未だかつて見たことがないとこに、食い入るとゆうのは、挑戦的・意欲的どした。

固定カメラを中心に実験的な手法の①は、ネイチャー・ドキュの在り方やあたりきなセオリーを、覆すところがすごうおます。

①と②は、はっきりゆうて、真逆の仕上げやけど、どちらも未知の世界に踏み込むとこでは、同じスタンスやろか。

群像劇的には、ドキュとして初めて、ヴェネチアの最高賞・金獅子賞に輝いた③、

閉鎖的環境における、ドキュの新味を、長尺描写で打ち出した④⑥に、渋みの中にも驚きがありました。

そして、社会派においても、従来の描き方より、進化したとこを見せてくれはりました。

イラク戦における、報道記者と一家族のキズナ⑤、

革命家の子供たちに焦点を当てた⑦、

弾圧側に演技させる離れワザを見せる⑧など、

これまでの社会派のドキュ手法とは違う、ソースと切り口で魅せる逸品。

⑨⑩⑪にも、これまでのドキュにはない新味があるんで、ぜひチェックしてみておくんなまし。

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