無料ブログはココログ

新作映画分析

  • 映画分析研究所 所長 宮城正樹
    新作含む、公開前映画の批評分析を行います。 映画史を俯瞰するようなスタイルと、小説・演劇ほかではなく、映画評でしかできないところに、肉迫せんとしています。 2009年12月11日よりスタートし、ギネスレコーズ却下後の、2015年5月頃より、週3~4作更新としております。厳選した作品分析を、お楽しみください。

音楽・小説分析

  • ">

« フレンチ・スパニッシュ合作映画「マリー・アントワネットに別れをつげて」 | トップページ | 大泉洋&麻生久美子の初共演「グッモーエビアン!」でっせー »

2012年12月 1日 (土)

武井咲ちゃんと松坂桃李クンが恋しはる「今日、恋をはじめます」

Photo
コミック原作の学園ラブ・ストーリーにして、アイドル映画の快作どす

Jポップの多彩なナンバーに乗って、軽快に展開しよります

http://www.kyokoi-movie.jp

Photo_2
師走12月8日の土曜日から、東宝はんの配給によりまして、全国ロードショーでおます。

文=映画分析研究所 所長 宮城正樹(本作で公開前映画分析批評は、1075日連続どすえ)

3
Ⓒ2012 映画「今日、恋をはじめます」製作委員会

Ⓒ水波風南/小学館

武井咲(エミ)ちゃんてゆうたら、オスカープロモーションの最新型アイドルでおます。そやから、かつての角川映画のように、アイドル映画としてのノリが、メッチャ眩しい映画になりました。

このところ主演で出やった映画を見てまいりますと、①ミュージカル「愛と誠」(今年6月1日付けで分析)⇒②時代劇「るろうに剣心」(今年7月28日付け・バックナンバーでご確認くだされ)⇒本作っちゅうことになっとります。

ピンとくるんは、3作全てがコミック原作であること。ほんで、咲ちゃんのアイドル性を多彩に展開せんとする狙いどす。まあ、学園ものラブ・ストーリーとしては、本作は①とカブってはいるんやけど。それに、昭和女的イメージも似通っておます。

1_3
そして、最大の共通項は、全ての映画において、彼女が恋愛するとゆうスタイルをば採ってはることどすか。男に奉仕系の①、強気の②、でもって本作では、男に対して自らコクるタイプどすえ。清純系にしてストレート。

3作共に、ビミョーな違いはありつつも、やはりナンチューても全てにおいて、往年の清純派アイドルが主演したような、ボクにとっては懐かしいノリが、トンデモたまらない演技ぶりやったと思います。

一方、その相手役についてゆうてみまひょか。男の若いファンからしてみたら、どないしても嫉妬の対象みたいになってまう相手役どすが、①妻夫木聡②佐藤健と続いて、本作は松坂桃季(トオリ)クンでおます。

2
いきなり2人のキスシーンから始まりよるし、最初の方では咲ちゃんを、いじめはるような態度やら、おいおい、ナンチューやっちゃねん、なんてカンジなんやけど、女性ファンから見たらどないなんかな。

「ツナグ」(今年9月15日付け)での癒やし系演技が、ココロにこびりついとる中での、ワイルド感ある不良っぽさなんで、最初の方はノレまへんどしたが、前半のコミカル調が、後半ではシリアス・モードへと転換する流れに合わせて、チビチビ好感度を増してゆかはります。

そやから、最後の方では、この2人がすれ違い恋愛で終わらんように、応援してみとうなるようなシーンもあるんどすえ。

4
「卒業」(1967年製作・アメリカ映画)、「イージー☆ライダー」(1969年・アメリカ)などから始まり、1980年代のハリウッド映画界でピークを迎えた、ミュージカルとは違う、歌ものサントラ使いが、本作でも採用されておます。

多彩なJポップ・ナンバーが流れてきよりますが、あくまでセリフを披露するシーンではセリフの邪魔にならんような使い方なんで、サントラが映える音楽映画のノリやありまへん。でも、セリフのないシークエンスで流れる、中島美嘉ネーさんのグッド・バラードなど、シーンと共に音楽そのものも、ココロに染みてくる曲もありまっせー。

CGアニメの部分着色や、クイック・モーションやスローモーやら、シーンの逆回転、3分割カットなど、作品性に合わせた使い方も的を射ておます。

若い人たちのデートムービーに、メッチャふさわしい作品やと思います。

« フレンチ・スパニッシュ合作映画「マリー・アントワネットに別れをつげて」 | トップページ | 大泉洋&麻生久美子の初共演「グッモーエビアン!」でっせー »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

« フレンチ・スパニッシュ合作映画「マリー・アントワネットに別れをつげて」 | トップページ | 大泉洋&麻生久美子の初共演「グッモーエビアン!」でっせー »