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新作映画分析

  • 映画分析研究所 所長 宮城正樹
    新作含む、公開前映画の批評分析を行います。 映画史を俯瞰するようなスタイルと、小説・演劇ほかではなく、映画評でしかできないところに、肉迫せんとしています。 2009年12月11日よりスタートし、ギネスレコーズ却下後の、2015年5月頃より、週3~4作更新としております。厳選した作品分析を、お楽しみください。

音楽・小説分析


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2010年6月20日 (日)

高岡蒼甫主演恋愛映画「さんかく」

宮崎あおいちゃんのダンナはん、高岡蒼甫アニキが、三角関係恋愛ドラマを演じはりました

田畑智子ネーやん、AKB48の小野恵令奈ちゃんもドッキリ演技だす

http://www.sankaku-movie.com

サタデー6月26日から東京・ヒューマントラストシネマ、池袋テアトルダイヤやら、福岡のシネ・リーブル博多駅やらで、7月10日~名古屋・伏見ミリオン座、7月17日~札幌・シアターキノ、でもって、サタデー7月24日から大阪のシネ・リーブル梅田やら、京都シネマやらで、全国各地順番のロードショーでおます。映画の配給会社は日活はんどすえー。

文=映画分析研究所 所長 宮城正樹

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Ⓒ2010「さんかく」製作委員会

「パッチギ!」(2004年製作)やら「ROOKIES-卒業-」(2009年)やらで、男っぽい青春クソガキ演技をば披露しはった、高岡蒼甫(そうすけ)のアニキが主演だす。初めて、ラブ・ストーリーなるもんに出はりました。

子役やった「お引越し」(1993年)より、随分とオトナにならはった田畑智子ネーさんが、「血と骨」(2004年)の時のような、弱々しい姉役をば演じはりました。

でもって、妹役のAKB48の小野恵令奈ちゃんだす。高岡のアニキを悩ます、今どきの中学生を自然体で演じちゃったんでおます。この3人の演技アンサンブルがバツグンでおます。

高岡のアニキと智子ネーさんが同棲してはりまして、そこへ夏休みに地方から、智子ネーさんの妹・恵令奈ちゃんが上京してきて、2人と住まはります。で、高岡アニキが妹にドッキリしはって、アニキ一本道の智子ネーさんとの間に、三角関係図が作成されよるわけでおます。

いつもの生活の中に、誰かが入ってきて生じるとゆう三角関係ドラマどすけども、そんな中でも、原点に回帰したようなシンプルな作りなんどす。男と姉妹の三角関係図もの。姉→男→妹とストークまがいの恋愛系。

ある意味「危険な情事」(1987年・アメリカ映画)みたいな、危ない系恋愛をはらんでいるように見えよりますが、違(ちご)ております。ほんわかヌーボーとした作りで、最後にはアハハと笑わせてくれはります。

これはやはり、高岡アニキのどっちつかずな、エエ加減なキャラ設定やら、マルチ商法なんかに騙されやすいカンジの、智子ネーさんのキャラ、でもって、恵令奈ちゃんの、チョチョリン系のアイドル的キャラの、関係描写の絶妙な描き込みにござります。

吉田恵輔監督の第3弾でおますけども、前2作「机のなかみ」(2007年)、「純喫茶磯辺」(2008年)と同じく、監督のオリジナル脚本でおます。ネタ不足の現代におきまして、かつてよくあったかなーと思えるような素材を、ユルユル系やら癒やし系のノリで再構築するような作りが、なかなかでおます。

また、「おくりびと」(2009年)以降、チェロやらをメインにした、サントラ使いの邦画が多いのでおますけども、本作では、やはり原点回帰とも思えよります、ピアノをメインにしてはります。まあ、いろんな意味で、温故知新な恋愛映画の快作どした。

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