韓国映画「ビバ!ラブ」
「冬のソナタ」にチェ・ジウのママ役で出てはった
キム・ヘスクはんが、みんなの願望を実現しはりました
4月3日(サタデー)から、「真!韓国映画祭」の1本として、大阪・第七藝術劇場でロードショーしはったあと、全国各地へ回る予定でおます。キノアイ・シネマスコーレ・シネマコリア3社共同の配給作品だす。
文=映画分析研究所 所長 宮城正樹
ニッポンの40代から60代くらいまでのオンナの方々を、今もなお夢中にしてはる韓流テレビドラマ界でおますが、ココに究極の、みなさんの願望実現映画がやってまいりましたでー。
おっきな娘がいてはる50歳のおばはんが、その娘の元フィアンセ、若い年下のイケメンと恋をしやはり、共に両思いのハッピー、ハッピーとなります、なんともいわれへんようなラブ・ストーリーだす。
コレが長編映画デビューとなるオ・ジョムギュン監督はんでおますが、おそらく日本の女性ファン向けに、この作品を意図的に計略的に、作らはったんやと、ボクチンは思いました。
韓流ドラマのファンであれば、じゅうじゅうに分かってはることやと思いますが、ドラマの出演男優のファン・イベント、ファン・ミーティングとも申します、やらで韓国でのいろんなイベントに、ニッポンの方々がいっぱいきやはるのを、この監督は目の当たりにしてはったのでしょう。
ならば、ニッポン女性のその年齢に合わせて、ヒロインを設定し、しかも若いイケメンとの恋を成就するような映画を作ったら、そら、ものすごいことになるんとちゃあうんと、思わはったのでおましょう。
それはある種、勘違いなのかもしれまへんが、本作はそういう50歳前後のアラフィフ世代の女性の、ヒロイン・ドラマとしては、ユニーク極まりない快作になっておりました。
「冬のソナタ」でチェ・ジウ姫のオカン役をやってはりました、ベテラン女優のキム・ヘスクはんが、微妙で繊細な好演技を見せてくれはります。パク・チャヌク監督の新作「渇き」(2月17日付けで分析済みでおます)では、異能とゆうか、これまで見たことがないようなオカン役をやってはりました。その時の演技とは、まあ、180度正反対の演技でおましょうか。
夫も、もちろんいてはって、夫も愛人がいてはるんでおますが、娘の婚約者とのコドモを妊娠するとゆう、この異質極まりない設定やのに、どこまでもアッケラカンとした明るい作りが、この映画の魅力でおましょう。
街の人たちが集まって、この妊娠と恋愛を祝福するシーンなど、まあ、日本映画では、まずないシークエンスでしょうな。
冒頭の手書きアニメや、イタリアンっぽい陽気なギター・サントラなんかも、ドラマ効果を呼んでおます。
Ⓒ2008 IB Pictures Co. Ltd.
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